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スコルコ発展する宇宙ビジネス

2011-08-25 | ラジオ
ロシアのイノベーションセンター・スコルコボに、国際宇宙センターが創設される。
モスクワ郊外のジュコフスキ市で開かれた、国際航空宇宙サロン・maks2011で然るべき合意に調印がなされた。
国際宇宙センターの建設にはスコルコボ基金と、ロシアロケット宇宙企業エネルギアが共同投資する。
エネルギアは1946年に、ソ連の学者で設計士のセルゲイ・コロリョフのイニシアチブによって創設された。コロリョフはソ連を宇宙大国へと成し遂げた技術を創りあげた人物だ。
エネルギアはオートメーション化された宇宙システム、軌道へ宇宙機器を投入するためのロケットシステムの開発などを含めた、新たな宇宙技術を構築している。

初の人工衛星および月や金星、火星へ打ち上げられた自動探査機もエネルギアで製造された。
エネルギアは現在、宇宙関連以外の製品に、ハイテク宇宙技術を導入することに関して、定評ある世界トップクラスの企業だ。
スコルコボの総裁はスコルコボの課題は、エネルギアが達成した成果をロシア経済の様々な分野の発展に生かすことであると述べ、次のように語っている。
「我々の間ではロシアにはイノベーションの需要があるか。というテーマに付いて常に協議されている。
懐疑的な人々はロシアに、そのような需要は無いと述べている。私はエネルギアならびにエネルギア(???)、スコルコボプロジェクト実現への参加することが、ロシアにはイノベーションの需要があり、その需要が大きいことを積極的に証明すると考えている」
総裁は、このような見解を示している。

宇宙技術の発展はロシアのメドヴェージェフ大統領が指摘した、ロシアの優先分野5つのうちの一つだ。
スコルコボ宇宙クラスターのジューコフ執行役員は、ロシアの宇宙ビジネスには、特に遠距離通信とナビゲーション分野に、大きな展望があるとの確信を示し、次のように語っている。
「私が述べているのはグロナスやGPS、ガリレオ、そして中国のコンパスの可能性も含めた衛星測位システムを基盤とした、可能な限りのサービスの構築と使用に関するものだ。
この基盤では市場を制圧するための、世界的なサービスを提供する必要がある。私たちは10億人の消費者を見込む事が可能だ。
そのほか宇宙産業の伝統的なセグメントを復活させる事も重要だ。ロシアは学術研究および実験、設計作業の分野へも大きなサービスを提供できるほか、この市場セグメントでリーダーになることも可能だ。
ロシアには有能な人材と素晴らしい専門分野がある。ロシアは宇宙飛行学分野におけるグローバルな商(???)的参加者となれる筈だ」
ジューコフ執行役員は、このように発言している。

ジューコフ執行役員はスコルコボ基金には、その大きな活動において、ある役割があると指摘し、それは宇宙飛行学の全ての分野において興味深く、かつ先端を行く開発への資金供給であるとと述べている。

(???)は声が出ていないため聴こえない。何故この女性アナウンサーは原稿を読むと声が出ないのでしょう???

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8月22日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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