Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

幻想の現実化ヲ危ブム

2013-01-15 22:25:16 | 考えの切れ端
欧米では協議離婚がなかなか認められないために、
離婚したがっている夫と妻は示し合わせて、
妻が夫に殴られたというウソをついて、
裁判官もそれはウソだと知っていながら離婚を認めたりするそうだ。
そのウソをちゃんとウソとカウントせずに
世間の夫婦関係の傾向はこうだ、DVが横行していると報道したりしていないか。

家庭内暴力ってものはもちろんけっこうな数あるんだろうけれど、
さっきの書いたことにあるようなウソを見抜けなくて誘発されるケースってあるように思った。
ウソを見抜けないことが、社会の雰囲気に変容をもたらして、
それが本当の暴力を誘発するというような。

こういう、深いところのこと、つまり真実が見えなかったり見抜けなかったりしたがために、
ウソによる幻想だったはずのものが、距離的にも心理的にも遠い地で
実際の悲劇なり事件なりに顕在化してしまうことってあるような気がします。

離婚のケースだと、それがウソだとバレてしまってはいけないですから、
真実を知ることは難しい。そして、そこから波及する悪いことっていうのが、
僕の考えでは出てくるのですけれど、そうやって影響されないためには
どうしたらいいか。

頭に余裕がないくらいに忙殺されていないことですね。
誤解があるかもしれないですが、
自分も含めた日本人に対して言えば、もっとふざけたほうがいいような気がする。
ふざけていて、知的探究心も持っていて、事象に対する懐疑心も忘れない。
最後に、肝心なのが、自省できることだと思うのです。

極端な方向に考えや行動が向いてしまう心理っていうのが、
こういう場合には、もっともよくなくて、雰囲気とかに、
まるで洗脳みたいに頭に刷り込まれやすいんじゃないかと思います。


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