読書。
『聞き上手 話し上手』 佐藤可士和
を読んだ。
博報堂出身で、
広告中心でも単なる広告にとどまらないようなクリエイティブな
お仕事をされている佐藤可士和さんの対談集です。
佐藤可士和さんという名前は、幾度と聞いていても、
どんな仕事をしている人なのかは全く知りませんでした。
僕の中では、知る人ぞ知る才人といった感じ。
知ろうとしなければ知ることができないところにいる才人。
ユニクロのお仕事をしたり、楽天のお仕事をされている人だと、
今回初めてわかりました。
そんな佐藤可士和さんの本をどうして読もう思ったかは、
その対談の相手に、坂本龍一さんや秋元康さんがいたというのがあります。
この本では38人のトップランナーがゲストとして登場します。
僕の知らない人、名前だけ知っている人、好きな人、嫌いなイメージの人、
それぞれがいて、この本を読むことでちょっと彼らの呼吸の仕方を見てとることができ、
著名人ではありながら、生身の人間としての息遣いが感じられるような、
そういう近づき方がほんのりと出来たような読書体験だったでしょうか。
華道という世界の池坊美佳さん。
茶道という世界の千宗屋さん。
そういう和の深みのような世界の中心にいらっしゃる方々との対談は
とても新鮮に読むことになりました。
ふだん、生活していてなかなか触れることが出来ない世界ですし、
敬遠してしまう世界です。
でも、彼らを知って、WEB検索してもう少し調べてみると、
すごいぞ、と思えたりして面白かったですね。
38人で261ページくらいですから、
一人ひとりのお話の長さは短いですが、
そこはそこ、入門編でもありますし、
ほんのひとくちあるかどうかの量のお酒を口に含んだようなものだったりして、
そんなひとくち分の香りや味わいや余韻を楽しむ様な作りに
なっているんじゃないかなと思いました。
まぁ、雑誌連載の対談を集めたものですが、そういう趣を感じながら読めもします。
さっぱりしていながらもしっかり骨はあるという本です。
『聞き上手 話し上手』 佐藤可士和
を読んだ。
博報堂出身で、
広告中心でも単なる広告にとどまらないようなクリエイティブな
お仕事をされている佐藤可士和さんの対談集です。
佐藤可士和さんという名前は、幾度と聞いていても、
どんな仕事をしている人なのかは全く知りませんでした。
僕の中では、知る人ぞ知る才人といった感じ。
知ろうとしなければ知ることができないところにいる才人。
ユニクロのお仕事をしたり、楽天のお仕事をされている人だと、
今回初めてわかりました。
そんな佐藤可士和さんの本をどうして読もう思ったかは、
その対談の相手に、坂本龍一さんや秋元康さんがいたというのがあります。
この本では38人のトップランナーがゲストとして登場します。
僕の知らない人、名前だけ知っている人、好きな人、嫌いなイメージの人、
それぞれがいて、この本を読むことでちょっと彼らの呼吸の仕方を見てとることができ、
著名人ではありながら、生身の人間としての息遣いが感じられるような、
そういう近づき方がほんのりと出来たような読書体験だったでしょうか。
華道という世界の池坊美佳さん。
茶道という世界の千宗屋さん。
そういう和の深みのような世界の中心にいらっしゃる方々との対談は
とても新鮮に読むことになりました。
ふだん、生活していてなかなか触れることが出来ない世界ですし、
敬遠してしまう世界です。
でも、彼らを知って、WEB検索してもう少し調べてみると、
すごいぞ、と思えたりして面白かったですね。
38人で261ページくらいですから、
一人ひとりのお話の長さは短いですが、
そこはそこ、入門編でもありますし、
ほんのひとくちあるかどうかの量のお酒を口に含んだようなものだったりして、
そんなひとくち分の香りや味わいや余韻を楽しむ様な作りに
なっているんじゃないかなと思いました。
まぁ、雑誌連載の対談を集めたものですが、そういう趣を感じながら読めもします。
さっぱりしていながらもしっかり骨はあるという本です。
この本では坂本龍一さんや秋元康さんら38人のトップランナーがゲストとして登場します。僕の知らない人、名前だけ知っている人、好きな人、嫌いなイメージの人、それぞれがいて、この本を読むことでちょっと彼らの呼吸の仕方を見てとることができ、著名人ではありながら、生身の人間としての息遣いが感じられるような、そういう近づき方がほんのりと出来たような読書体験だったでしょうか。