Fish On The Boat

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『雪平莉左ファースト写真集 「とろける。」』

2024-08-31 22:35:20 | 読書。
読書
『雪平莉左ファースト写真集 「とろける。」』 雪平莉左 撮影:佐藤佑一
を眺めた。

雪平莉左さんは、美しすぎるラウンドガールとして大きく知れ渡る前、週刊プレイボーイのグラビアに登場したときから、その魅力が360度につよく放たれている美女という感じがしていました。ファースト写真集を逃すはずもなく、でも入手してすぐに開封しなければ積読の山に埋もれさせてしまうのが、僕の悪い習性のひとつで、こちらの写真集も中身がすごく素晴らしいのに、2年以上も僕の目に触れずに部屋の中で積まれていたのでした。

最初のページからのワンシーンは、雪の北海道です。「雪、ひらりさ」と誰かが呟くセリフのような情景。芸名をなぞった、ある種の夢想的な風景がそこにありました。雪がひらひら舞う雪原で、スキーウェアを着込んだ美女がひとり静かな微笑みをたたえています。そして、ウェアを一枚脱ぐと、ランジェリーしか身につけていない。男性的な、身勝手なタイプの妄想シーンの具現化でしょう。

色白でスタイルがよくて長い髪がきれいで瞳が大きくて、真っ赤な唇が艶やかで。美女なんだけれど、女の子のかわいさがしっかり残っているようなルックスです。

おとなしそうかもしれないし、逆に気が強そうなのかもしれない。内面をイメージすると、さまざまな解釈が可能で、第一印象から多面的に見える方です。そういうのを、美女から香る謎、とでも言ったらいいのでしょうか。たいてい、はっとして気を引かれる女性って、不思議さというか、謎めいたなにかをその人に感じ取らせていたりするんですよね。それが解けなければ解けない謎なほど、男は虜になる。

まあ、あまりに表面的な段階から自らの謎を解かせないようなガードの堅さがあったとすると、それは逆効果ではあると思うのですが。

というところですが、僕みたいな美女好きはかんたんに吸い寄せられてしまうような、ある方面ではしっかり完成されている美しい女性、といった感じがします。男のアホさベースの妄想の具現化よりも、もっと夢幻をまとったイメージでも見てみたいです。




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