恩師から懐かしい冊子をいただいた。
ゼミの内容を紹介する冊子だ。先生方のゼミ紹介文とゼミを代表して学生の紹介文が掲載されていた。
ガリ版刷りも懐かしい。
ゼミ紹介を書いた学生の中には、現在では数学教育についての著作を出している学生、
学者になった学生など、私よりも遥かに優秀なメンバーであった。
当時恩師のゼミの学生は二人だったので、年長の私が紹介文を書いたらしい。
数学もろくに勉強していないのにもっともらしい文章があった。
昭和45年度といえば大学4年のときだから、23歳だった。
当時から結構背伸びして生きていたのだな、と思った。