前回フィボナッチ数の漸化式について記事をアップした。
ここ
フィボナッチ数列の
3項間漸化式がどういう理屈で導かれるのかについて
ある月のつがいの数が
大人のつがい数と生まれたばかりのつがい数の構成では不十分だった。
ある月のつがい数は
大人のつがい、生まれて1か月のつがい、生まれたばかりのつがい
の3種類があり、このためわかりづらく混乱していた。
以下新しい考察。
ある月(今月の2か月前)のつがいの数は
A 大人のつがいの数 a
B 生まれて1か月たったつがいの数 b
C 生まれたばかりのつがいの数 c
の合計a+b+c
※実はc=aなのだが、便宜上区別することにしておく
1か月経ったつがいは(1か月前)
Aの大人のつがいとAのつがいが産んだつがいとの和 a+a=2a
Bのつがいが大人になっていて、そのつがいが産んだつがいとの和 b+b=2b
Cの生まれて1か月のつがいの数 c
以上の合計 2a+2b+c
今月のつがいで1か月前より増えたつがいの数は
Aの大人のつがいが産んだ数 a
Bの1か月前に大人になっているつがいが産んだ数 b
Cのつがいが大人になって産んだ数 c
の合計 a+b+c だけ増えた
この数は2か月前のつがいの数と等しい
つまり、今月のつがいの数は
1か月前と比べ、2か月前のつがいの数だけ増えた
(今月のつがいの数)=(1か月前のつがいの数)+(2か月前のつがいの数)
というわけで、これで私的に私の頭はスッキリ