TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

一工夫続き

2006年10月25日 17時53分02秒 | 数学
 一工夫はわりとうまく行ったか・・・。プリントは古いA4版時代の教科書をコピーしたもの。そこにy=x^2のグラフが印刷されている。y軸はy=16まで。前の記事の図はそれより少しyの値が大きいが・・・。

x=2.5のときy=2x^2=13.5まではよい。ところが、x=3のときy=2x^2=18ということは図面に点がかけない。
 「この方眼のぎりぎりまで曲線をかくためにはy=16になるような点が必要だ。」(図はy=16までしかかけないようになっている)
「そういう点をどこにとったらいい?」と聞いた。

この発問は、曲線を方眼の図面一杯にかく必要性があるから有効だと思った。

y=16をy=2x^2 に代入すればいいという発言も出てきた。でx=(ルート8)までたどりついた。

「y=16でx=(ルート8)になる点はどこにとる?その作図方法は?」
この質問で次に強調したのはy=x^2のグラフの機能。

「このグラフはxを2乗してくれるグラフだけど、逆にyの平方根を出してくれるグラフなんだね」というところを確認できた。

y=8のところで水平に直線をひき、y=x^2グラフにあてる。垂直におろすとx軸上でx=(ルート8)の所にぶつかる。あとは前の記事で述べた通りだ。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« もう一工夫 | トップ | 優勝カップ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

数学」カテゴリの最新記事