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Le Cupole di Trinoro 2003 (Toscana, Italy)
「ワイナート」誌12号の表紙を飾り、一躍脚光を浴びたトスカーナの“トリノーロ”。
いまや、最低でも25000円から30000円ほど出さないと手に入らない稀少品になってしまいました
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素晴らしいワインにそれなりの評価が与えられることについては、
私はもちろん納得しますけれど、
そのせいで価格が異常なまでに吊り上がるのは困ったもんだなぁ・・・
と、いつも思うのです。
(私も「ワイナート」に執筆していますけど
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そういう場合は、セカンドワインを試してみるというのもありで、
トリノーロ(正式には、Tenuta di Trinoro)にもセカンドワインが存在します。
それが、先日飲んだ ル・クーポレ・ディ・トリノーロ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cocktail.gif)
カベルネ・フランを中心に、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンが加わった、
「Toscana I.G.T.」です。
お値段は、トリノーロの1/6程度。
なんとまあ、お安い!
でも、肝心なのは味わいです。
非常になめらかで、こっくりとした果実味が豊かなワインですが、
私的には、もうちょっと酸の締まりがほしかった・・・・
2003年のヨーロッパはどこも暑く、果実の熟し方は申し分ないんですけど、
ぽよよ~ん、というゆるさを感じることもけっこうあり・・・・
まあ、お値段を考えたら、これでも健闘しているとは思いますが。