先日、ドイツから空輸した本場のアスパラガスを楽しむ、という夕べに行ってきました。
ドイツでは、春の訪れをアスパラガスとともに楽しむ、という風習があります。
それはたぶん、日本人が春に 桜 が咲くのを心待ちにするのと同じくらいの感覚と思われ、「今年のアスパラガスはいつ出回るか?」というのが春先の最も関心事らしいのです。
もっとも、桜が楽しめるのはほんのわずかな期間ですが、アスパラガスの方はずっと長く楽しめます。
が、収穫の終わりはちゃんと決まっていて、6月24日の聖ヨハネの日のお祭りまでというルールがあります。
さてさて、前置きはこれくらいにして、メインのアスパラガスに登場してもらいましょう
「German Asparagus Dinner」というタイトルが付いたこのディナーの主役は、
ホワイトアスパラガスをただ茹でただけのもの。
溶かしバターとオランデーズソース(卵黄とバターとレモン汁で作るソース)をかけていただきますが、意外とこのソースの塩気が少なかったので、添えられたプロシュートと一緒に食べてみたら、プロシュートの塩気の具合とほどよくマッチしました
お代わりはいくらでもと、アスパラガスの山がドーンとテーブルに・・・
日本では、アスパラガスは緑のものが多いですが、ドイツでは白です。
白アスパラというと、缶詰のくたっとしたものを思い浮かべますが、ドイツではそれは許されないやわらかさだそうで、
「とにかく、茹で加減が大事!」 と、ドイツ料理に詳しい方が力説していました。
今回のアスパラはナイフで切れるやわらかさですが、多少のシャキシャキ感が残り、
私は充分おいしくいただきました。
他に出た料理は、
前菜は、アスパラガスドレッシング(アスパラのピュレをレモン汁と混ぜたもの)をかけたスモークサーモンやスズキなど(左)
スープは、アスパラガスのポタージュ(右)
肉料理は、仔牛のピカタ ジャーマンポテト添え(左)
デザートは、カシスフレーバーのピーチコンポート 白ワインのジュレ添え(右)
ワインは、スパークリングのゼクトに始まり(ピノ・ブラン)、果実の甘さのあるリースリングのカビネット、リースリングの辛口シュペトレーゼ、ピノ・ノワールの赤ワインと、すべてドイツづくし。
そうそう、ドイツのアスパラガスについては、現地の収穫のお手伝いレポートが、日本ソムリエ協会の「ワイン村」の「ドイツ特派員便り」(第12回)にありますので、ぜひアクセスしてみてください。
http://www.jsa-winemura.jp/
ドイツでは、春の訪れをアスパラガスとともに楽しむ、という風習があります。
それはたぶん、日本人が春に 桜 が咲くのを心待ちにするのと同じくらいの感覚と思われ、「今年のアスパラガスはいつ出回るか?」というのが春先の最も関心事らしいのです。
もっとも、桜が楽しめるのはほんのわずかな期間ですが、アスパラガスの方はずっと長く楽しめます。
が、収穫の終わりはちゃんと決まっていて、6月24日の聖ヨハネの日のお祭りまでというルールがあります。
さてさて、前置きはこれくらいにして、メインのアスパラガスに登場してもらいましょう
「German Asparagus Dinner」というタイトルが付いたこのディナーの主役は、
ホワイトアスパラガスをただ茹でただけのもの。
溶かしバターとオランデーズソース(卵黄とバターとレモン汁で作るソース)をかけていただきますが、意外とこのソースの塩気が少なかったので、添えられたプロシュートと一緒に食べてみたら、プロシュートの塩気の具合とほどよくマッチしました
お代わりはいくらでもと、アスパラガスの山がドーンとテーブルに・・・
日本では、アスパラガスは緑のものが多いですが、ドイツでは白です。
白アスパラというと、缶詰のくたっとしたものを思い浮かべますが、ドイツではそれは許されないやわらかさだそうで、
「とにかく、茹で加減が大事!」 と、ドイツ料理に詳しい方が力説していました。
今回のアスパラはナイフで切れるやわらかさですが、多少のシャキシャキ感が残り、
私は充分おいしくいただきました。
他に出た料理は、
前菜は、アスパラガスドレッシング(アスパラのピュレをレモン汁と混ぜたもの)をかけたスモークサーモンやスズキなど(左)
スープは、アスパラガスのポタージュ(右)
肉料理は、仔牛のピカタ ジャーマンポテト添え(左)
デザートは、カシスフレーバーのピーチコンポート 白ワインのジュレ添え(右)
ワインは、スパークリングのゼクトに始まり(ピノ・ブラン)、果実の甘さのあるリースリングのカビネット、リースリングの辛口シュペトレーゼ、ピノ・ノワールの赤ワインと、すべてドイツづくし。
そうそう、ドイツのアスパラガスについては、現地の収穫のお手伝いレポートが、日本ソムリエ協会の「ワイン村」の「ドイツ特派員便り」(第12回)にありますので、ぜひアクセスしてみてください。
http://www.jsa-winemura.jp/