ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

マイスターユーハイム(後編)

2007-06-24 12:26:18 | 甘いもん
昨日は「生ケーキ」を紹介しましたが、本日は「焼き菓子」です。

新ブランド マイスターユーハイム の焼き菓子のテーマは

“ローカルモデルネ” です。


つまり、ドイツで愛されてきた郷土菓子(ローカル)や定評あるお菓子をベースに、作り方とデザインを現代風にリメイク(モデルネ)して表現しています。




例えば、ピンポン玉よりちょっと小さいこのボール状のお菓子「シュネーバル」
ロマンチック街道で有名なローテンブルクの名物菓子「シュネーバル」を元に、マジパン入りのパイ生地でチョコレートを包んで仕上げたものです。

「白」はレモン風味のホワイトチョコ、「黒」はオレンジ風味のスウィートチョコが入っていますが、粒チョコほどのしっかりした硬さのもの。





左は南ドイツのアーヘンのはちみつ入りのソフトな焼き菓子「プリンテン」で、ナッツとフルーツ、スパイスがふんだんに使われています。

右は「森」をイメージした焼き菓子の「ルフティクス」というシリーズで、しっとりとした深みのあるケーキ3種。




他に 「レッカービッセン」 という、8種類の小さいビスケット(上の写真)があります。
このビスケット、小さいくせに厚みがあり、しっかりとした食べ応え!





これらの焼き菓子に合わせて、パッケージもハイセンスなデザインに生まれ変わりました


包装もぴっちりとスリム化し、従来のパッケージよりコンパクトになったので、かさばらないとのこと。
(箱だけ大きくて中身が小さいのは淋しいですもんね

しかも、商品ごとにカラーが決まっている細身パッケージなので、これらを自由に組み合わせてオリジナルギフトが作れます。






これらをプロデュースしているのが、ハンブルクのデザインスタジオ、ペーター・シュミット・グループで、パッケージだけでなく、生ケーキや焼き菓子のデザインも手がけています。

そうそう、シェフのクレーベルク氏のレストランのロゴやユニフォーム(クレーベルク氏が着ているグレーのもの)も、このスタジオのデザインです。






焼き菓子以外では、ホールタイプのケーキが3種。

(左)フランクフルターヴァイス
   バタークリームとスポンジとパイ生地のソフトなケーキ

(中)ケーゼトルテ
   ドイツのチーズケーキによく使われるクワルクチーズを使ったチーズケーキ

(右)マリエンブルク(モーン)
   すりつぶしたモーン(ブルーポピー)とフルーツを合わせた生地と、
   カラメリゼしたアーモンド入りカラメル生地で作ったお城型のケーキ

コメント
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