一昨日(2008/9/25)紹介したご馳走の中で、
「北海道のカマンベールチーズ」 がありました。
これは私が持参したものなのですが、本来は、
「北海道産 手造りカマンベールチーズ」 なんて存在するわけがありません。
というのも、「カマンベールチーズ」は、フランスのノルマンディ地方の「カマンベール村」でつくられた白カビチーズにのみ付けられる名前だからです。
これは、ワインと同じ「原産地統制呼称」というもので、
例えば、フランスのシャンパーニュ地方でつくられた発泡酒にのみ「シャンパーニュ」と名乗ることが認められているのと同じで、カリフォルニアや日本のスパークリングワインに「シャンパーニュ」と名付けていたら、それはどう考えても、一種の「産地偽証」ではないでしょうか?
チーズのパッケージを見ると、「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」の優秀賞を受賞したとあります。このコンテストは中央酪農会議(政府系の団体?)が主催しているようですが、生産者を含め、関係者すべてに原産地統制呼称制度の知識が足りないような・・・
このコンテストで受賞したチーズを調べてみると、「カマンベール」という名前の付いた国産チーズが数え切れないほどあり、唖然としました。
たしかに、「カマンベール」というのは誰もがわかりやすい表現ですが、日本産のチーズを「カマンベールチーズ」としてしまうのは、やはり問題かと・・・
これは、管轄するところ(農水省?)の知識不足の問題も大きいような気がします。
上のチーズも、食べたときはまだ若い状態でしたが、白カビチーズとしては良い出来のものだと思いましたので、もっと自信を持って「北海道のチーズ」であることをアピールしてほしいと思いました。
どうしても「カマンベール」にこだわりたいのなら、「カマンベール風」とか、「カマンベールタイプ」とするなら良いのではないでしょうか・・・
「北海道のカマンベールチーズ」 がありました。
これは私が持参したものなのですが、本来は、
「北海道産 手造りカマンベールチーズ」 なんて存在するわけがありません。
というのも、「カマンベールチーズ」は、フランスのノルマンディ地方の「カマンベール村」でつくられた白カビチーズにのみ付けられる名前だからです。
これは、ワインと同じ「原産地統制呼称」というもので、
例えば、フランスのシャンパーニュ地方でつくられた発泡酒にのみ「シャンパーニュ」と名乗ることが認められているのと同じで、カリフォルニアや日本のスパークリングワインに「シャンパーニュ」と名付けていたら、それはどう考えても、一種の「産地偽証」ではないでしょうか?
チーズのパッケージを見ると、「ALL JAPAN ナチュラルチーズコンテスト」の優秀賞を受賞したとあります。このコンテストは中央酪農会議(政府系の団体?)が主催しているようですが、生産者を含め、関係者すべてに原産地統制呼称制度の知識が足りないような・・・
このコンテストで受賞したチーズを調べてみると、「カマンベール」という名前の付いた国産チーズが数え切れないほどあり、唖然としました。
たしかに、「カマンベール」というのは誰もがわかりやすい表現ですが、日本産のチーズを「カマンベールチーズ」としてしまうのは、やはり問題かと・・・
これは、管轄するところ(農水省?)の知識不足の問題も大きいような気がします。
上のチーズも、食べたときはまだ若い状態でしたが、白カビチーズとしては良い出来のものだと思いましたので、もっと自信を持って「北海道のチーズ」であることをアピールしてほしいと思いました。
どうしても「カマンベール」にこだわりたいのなら、「カマンベール風」とか、「カマンベールタイプ」とするなら良いのではないでしょうか・・・