7月上旬にニュージーランドワインの試飲会があり、行ってきましたので、遅ればせながら簡単に報告を。
限られた時間の中、白ワインを中心に見てきたのですが、どうしても目が行ってしまうのが
リースリング(笑)
NZではソーヴィニヨン・ブランがダントツの栽培面積を誇り、人気も非常に高く、今回の試飲会の中でも数多く紹介されていました。
地域による違いもありますが、ソーヴィニヨン・ブランはマールボロ地区が90%の栽培面積を占めることを覚えておくといいでしょう。

CROSSROADS WINERY Marlborough Sauvignon Blanc Pink 2009
ソーヴィニヨン・ブラン97%に3%のシラーをブレンドしたロゼ色のワインがありました。
「ロゼワイン?」と聞くと、あくまでも「ソーヴィニヨン・ブランのピンクバージョン」だと言い、ショップの棚でもソーヴィニヨンのコーナーに置いてもらっているとか。こだわっていますね(笑)(輸入元募集中)

Yealands Estate (Marlborough) (輸入元募集中)
リースリングは、かつては栽培面積においてNZの白品種の3番手だったのですが、2007年以降はピノ・グリに逆転されました。
それでも栽培面積は年々増えているのですが、試飲会で出てくるのは少ないのが残念です。
ピノ・グリは、増えているだけにさすがにいいものが多く、お買い得な品種だと思いました。
NZのリースリングは南島での栽培が90%。
リースリングは冷涼な気候を好むため、冷涼で乾燥し、昼夜の温度差が大きい南島の方がリースリングに適しているためです。
ネルソン、マールボロ、ワイパラなどが該当します。

Richmond Plains Riesling Nelson 2009
リッチモンド・プレインズはネルソンの生産者で、NZ政府発行の完全有機ワイン認証BIO-GROを取得しています。この認証を取得したのはNZ初。
オーガニックへの切り替えも、南島で最初のワイナリーです。
やさしいピュアな口当たりで、すーっと入ってきて滋味が広がります。
ラベルのシダの芽(ワラビみたいです)には“新生”の意味があるらしく、先住民マオリの言葉では“コル”と呼ぶようです。

Richmond Plains Blanc de Noir 2009
このワイナリーで面白かったのが、ピノ・ノワール100%からつくる白ワイン。
色はちょっとピンクがかっていて、やわらかな飲み心地。
普通のピノ・ノワールの赤ワインもありました。
(輸入元:KM・ワイン)

Highfield Riesling Marlborough 2009
スタイリッシュで高級感漂う外観に惹かれたのが、マールボロのハイフィールド。
見た目はけっこう重要ですよね。
アルコール度数10%とライトで、爽やかできれいなスタイル。

Elstree Cuvee Brut Sparkling 2005
シャルドネとピノ・ノワールが各50%と、シャンパーニュ的なハイフィールドのスパークリング。
瓶内二次発酵で、3年熟成させているようです。
見た目がゴージャスなので、テーブルの上に置くとパッと華やかな雰囲気にしてくれると思いました(輸入元募集中)

URLAR Noble Riesling 2009
2007年設立、非常に若いワイララパのワイナリーで、“アーラー”とはゲール語で“地球”の意味。
ビオディナミを採用し、2010年3月にBIO-GROの認証取得。
NZは環境を意識したワインづくりをするところが多いですね。
5月に収穫していますから、遅摘みのレイトハーベストタイプの甘口。
残糖は115g/l、総酸度9.0g/l。
(輸入元・オーシャンワイン)

赤 はピノ・ノワールがNo.1ですが、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、シラー等も品質の高いものが多くつくられています。

Babich East Coast Pinotage Cabernet 2007
面白いと思ったのはピノ・タージュ。
1925年、南アフリカで誕生したハイブリッド品種ですが(ピノ・ノワール×サンソー)、NZには1960年代に定着し、1964年ヴィンテージが初の商業ベースワインとしてリリースされました(Corbans Pinotage 1964)。
ピノ・タージュの栽培面積は1995~2004年の10年間で66haから88haに増えていて、NZの黒ブドウ品種の中では7番目のポジションに位置しています。けっこう意外ですよね?
栽培されているのは、オークランド、ホークス・ベイ、ギズボーン(ここまでが北島)、南島ではマールボロ。
上記のバビッチのワインはイースト・コースト、つまり、北島の東海岸ギズボーン周辺。
熟成した感じがあり、旨味のあるワインで、輸入元希望小売価格が2,000円とお手頃だったので、また飲んでみたいと思いました。
(輸入元:明治屋)

NZワインも非常にバラエティ豊かなので、色々探してみて飲むと面白いですね。
限られた時間の中、白ワインを中心に見てきたのですが、どうしても目が行ってしまうのが
リースリング(笑)
NZではソーヴィニヨン・ブランがダントツの栽培面積を誇り、人気も非常に高く、今回の試飲会の中でも数多く紹介されていました。
地域による違いもありますが、ソーヴィニヨン・ブランはマールボロ地区が90%の栽培面積を占めることを覚えておくといいでしょう。

CROSSROADS WINERY Marlborough Sauvignon Blanc Pink 2009
ソーヴィニヨン・ブラン97%に3%のシラーをブレンドしたロゼ色のワインがありました。
「ロゼワイン?」と聞くと、あくまでも「ソーヴィニヨン・ブランのピンクバージョン」だと言い、ショップの棚でもソーヴィニヨンのコーナーに置いてもらっているとか。こだわっていますね(笑)(輸入元募集中)

Yealands Estate (Marlborough) (輸入元募集中)
リースリングは、かつては栽培面積においてNZの白品種の3番手だったのですが、2007年以降はピノ・グリに逆転されました。
それでも栽培面積は年々増えているのですが、試飲会で出てくるのは少ないのが残念です。
ピノ・グリは、増えているだけにさすがにいいものが多く、お買い得な品種だと思いました。
NZのリースリングは南島での栽培が90%。
リースリングは冷涼な気候を好むため、冷涼で乾燥し、昼夜の温度差が大きい南島の方がリースリングに適しているためです。
ネルソン、マールボロ、ワイパラなどが該当します。

Richmond Plains Riesling Nelson 2009
リッチモンド・プレインズはネルソンの生産者で、NZ政府発行の完全有機ワイン認証BIO-GROを取得しています。この認証を取得したのはNZ初。
オーガニックへの切り替えも、南島で最初のワイナリーです。
やさしいピュアな口当たりで、すーっと入ってきて滋味が広がります。
ラベルのシダの芽(ワラビみたいです)には“新生”の意味があるらしく、先住民マオリの言葉では“コル”と呼ぶようです。

Richmond Plains Blanc de Noir 2009
このワイナリーで面白かったのが、ピノ・ノワール100%からつくる白ワイン。
色はちょっとピンクがかっていて、やわらかな飲み心地。
普通のピノ・ノワールの赤ワインもありました。
(輸入元:KM・ワイン)

Highfield Riesling Marlborough 2009
スタイリッシュで高級感漂う外観に惹かれたのが、マールボロのハイフィールド。
見た目はけっこう重要ですよね。
アルコール度数10%とライトで、爽やかできれいなスタイル。

Elstree Cuvee Brut Sparkling 2005
シャルドネとピノ・ノワールが各50%と、シャンパーニュ的なハイフィールドのスパークリング。
瓶内二次発酵で、3年熟成させているようです。
見た目がゴージャスなので、テーブルの上に置くとパッと華やかな雰囲気にしてくれると思いました(輸入元募集中)

URLAR Noble Riesling 2009
2007年設立、非常に若いワイララパのワイナリーで、“アーラー”とはゲール語で“地球”の意味。
ビオディナミを採用し、2010年3月にBIO-GROの認証取得。
NZは環境を意識したワインづくりをするところが多いですね。
5月に収穫していますから、遅摘みのレイトハーベストタイプの甘口。
残糖は115g/l、総酸度9.0g/l。
(輸入元・オーシャンワイン)

赤 はピノ・ノワールがNo.1ですが、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、シラー等も品質の高いものが多くつくられています。

Babich East Coast Pinotage Cabernet 2007
面白いと思ったのはピノ・タージュ。
1925年、南アフリカで誕生したハイブリッド品種ですが(ピノ・ノワール×サンソー)、NZには1960年代に定着し、1964年ヴィンテージが初の商業ベースワインとしてリリースされました(Corbans Pinotage 1964)。
ピノ・タージュの栽培面積は1995~2004年の10年間で66haから88haに増えていて、NZの黒ブドウ品種の中では7番目のポジションに位置しています。けっこう意外ですよね?
栽培されているのは、オークランド、ホークス・ベイ、ギズボーン(ここまでが北島)、南島ではマールボロ。
上記のバビッチのワインはイースト・コースト、つまり、北島の東海岸ギズボーン周辺。
熟成した感じがあり、旨味のあるワインで、輸入元希望小売価格が2,000円とお手頃だったので、また飲んでみたいと思いました。
(輸入元:明治屋)

NZワインも非常にバラエティ豊かなので、色々探してみて飲むと面白いですね。
