ちょうど1年前にも紹介した イタリアはヴェネト州のワイン生産者 「Villa Sandi」(ヴィッラ・サンディ)から輸出部長のラウラ・ダッシェさんが来日し、スプマンテ(スパークリングワイン)のプレゼンテーションを行いました。

Ms. Laura Dassie / Export Manager - Villa Sandi
Villa Sandi はヴェネト州で3世代目となるワイン生産者で、プロセッコの産地ヴァルドッビアーデネに10haの畑を所有し、プロセッコをはじめとしたスプマンテの他、スティルワインや甘口ワインなども手掛けています。
ここの十八番は スパークリングワイン です
ガンベロ・ロッソ「Vini d'Italia 2013」で “Cartizze Brut Vigna La Rivetta 2011”がトレ・ヴィッキエーリを獲得 し、先日、東京で開催されたトレ・ヴィッキエーリワイン試飲会でも紹介されました。

Cartizze Brut Vigna La Rivetta 2011 Villa Sandi
しっとりしなやかな泡と、複雑味のある味わいが見事なスプマンテ。
アルコール11.5%、残糖12g/リットル。いいバランスでした。
Cartizze(カルティッツェ)は、DOCG Conegliano Valdobbiadene Prosecco のトップクリュ。
プロセッコの特別な小区画で、素晴らしいワインをつくります。
フランスのブルゴーニュでいえば、グラン・クリュのようなもの。
標高180~600mの丘陵地の真ん中にある南向きの区画で、北からの風が来ないため、いいブドウができます。しかし、カルティッツェはエリア全体の5%しかありません。また、畑を所有する農家は小さいものの、絶対に畑を売ろうとせず、よって、ここの畑はバローロの畑の価格よりも高いとか!
Villa Sandiでもカルティッツェに畑を所有していますが、わずか1.5ha。
稀少なワインです。
※カルティッツェについては コチラ で詳しく書きましたので、参照してください

イタリアでは現在、プロセッコがブーム になっていて、ローマなどでは、 “プロセッキアーモして帰ろう”(プロセッコを飲んで帰ろう)、と言われているんですって。
生産量においても、プロセッコはアスティ・スプマンテ(ピエモンテ州の甘口スパークリング)を抜き、スプマンテでは生産量トップの9000万本。この数字はDOCワイン全体においてもイタリアNO.1になってくる勢いです。
プロセッコは、イタリア国内だけでなく、ドイツ、オーストリア、スイスをはじめ、世界中で人気が高まっているため、あちこちで生産され、また、新規参入もありますが、「3世代目となるVilla Sandiは、古い時代からヴァルドッビアーデネでプロセッコを生産していた」と、ラウラさん。
※プロセッコの保護(エリア限定)の背景についても コチラ を参照してください

今回のプレゼンテーションではVilla Sandiの4種のスプマンテが紹介されました

左)Blanc de Blancs “IL BRUT” 右)Prosecco DOC Treviso “IL FRESCO”
“イル・フレスコ”は、Villa Sandiで最もよく売れているというプロセッコ。ブドウ品種はグレッラで、アルコール度数は11%。
泡のキメが細かく、果実味豊かでまろやかなブリュット。トーストしたパンの香ばしさをほのかに感じました。乾杯、食前酒、軽い前菜に、と、幅広いシーンに合わせられるスプマンテです。
“イル・ブリュット”は、ピアーヴェ地区のピノ・ビアンコ、シャルドネを使用し、シャルマ方式でつくったブラン・ド・ブランのスプマンテ。アルコールは11.5%。
イル・フレスコよりも色調が淡く、透明感のあるデリケートな味わいです。泡はこちらもキメ細かく、持続性があります。食中酒として、野菜や甲殻類を使った繊細な料理にオススメしたいですね。

左)Dolce Sandi 右)Rosato IL Fresco Brut
右は、グレッラ80%+ピノ・ネロ20%のロゼのスプマンテ。昨年末にリリースしたばかりのアイテムだそうで、アルコール度数は11.5%。
果実味がフルーティーでチャーミング。これはシーンを気にせず、好きな時に飲みたい!ボロネーゼのパスタなどにも合うと思います。

きれいなペイルピンクのロゼ
左のドルチェは、モスカート・ビアンコとモスカート・ジャッロの甘口スプマンテで、アルコール度数は7%。
マスカットの風味が華やかで、味わいも非常に甘美。香りだけでもシアワセな気分になりますが、飲むとさらに天国に(笑)そのまま飲んでもおいしいですが、クリームを使ったデザートにもオススメです。

「プロセッコはさまざまな料理に合います。イタリア料理はもちろん、日本の料理や、タイなどのアジア料理にもオススメ」とラウラさん。
スパークリングワインですが、カラフェに入れて飲むこともあるとか。
ぜひ試してみたいですね!
今、イタリアで最も勢いがあるのはプロセッコですが、他にもイタリアのさまざまなスパークリングワインが日本の市場に出ています。

今回紹介した 「Villa Sandi」 の各種スプマンテは比較的手軽に入手できますので(カルティッツェは例外)、出会いの機会があれば試してみてはいかがでしょうか?


Ms. Laura Dassie / Export Manager - Villa Sandi
Villa Sandi はヴェネト州で3世代目となるワイン生産者で、プロセッコの産地ヴァルドッビアーデネに10haの畑を所有し、プロセッコをはじめとしたスプマンテの他、スティルワインや甘口ワインなども手掛けています。
ここの十八番は スパークリングワイン です

ガンベロ・ロッソ「Vini d'Italia 2013」で “Cartizze Brut Vigna La Rivetta 2011”がトレ・ヴィッキエーリを獲得 し、先日、東京で開催されたトレ・ヴィッキエーリワイン試飲会でも紹介されました。

Cartizze Brut Vigna La Rivetta 2011 Villa Sandi
しっとりしなやかな泡と、複雑味のある味わいが見事なスプマンテ。
アルコール11.5%、残糖12g/リットル。いいバランスでした。
Cartizze(カルティッツェ)は、DOCG Conegliano Valdobbiadene Prosecco のトップクリュ。
プロセッコの特別な小区画で、素晴らしいワインをつくります。
フランスのブルゴーニュでいえば、グラン・クリュのようなもの。
標高180~600mの丘陵地の真ん中にある南向きの区画で、北からの風が来ないため、いいブドウができます。しかし、カルティッツェはエリア全体の5%しかありません。また、畑を所有する農家は小さいものの、絶対に畑を売ろうとせず、よって、ここの畑はバローロの畑の価格よりも高いとか!
Villa Sandiでもカルティッツェに畑を所有していますが、わずか1.5ha。
稀少なワインです。
※カルティッツェについては コチラ で詳しく書きましたので、参照してください

イタリアでは現在、プロセッコがブーム になっていて、ローマなどでは、 “プロセッキアーモして帰ろう”(プロセッコを飲んで帰ろう)、と言われているんですって。
生産量においても、プロセッコはアスティ・スプマンテ(ピエモンテ州の甘口スパークリング)を抜き、スプマンテでは生産量トップの9000万本。この数字はDOCワイン全体においてもイタリアNO.1になってくる勢いです。
プロセッコは、イタリア国内だけでなく、ドイツ、オーストリア、スイスをはじめ、世界中で人気が高まっているため、あちこちで生産され、また、新規参入もありますが、「3世代目となるVilla Sandiは、古い時代からヴァルドッビアーデネでプロセッコを生産していた」と、ラウラさん。
※プロセッコの保護(エリア限定)の背景についても コチラ を参照してください

今回のプレゼンテーションではVilla Sandiの4種のスプマンテが紹介されました

左)Blanc de Blancs “IL BRUT” 右)Prosecco DOC Treviso “IL FRESCO”
“イル・フレスコ”は、Villa Sandiで最もよく売れているというプロセッコ。ブドウ品種はグレッラで、アルコール度数は11%。
泡のキメが細かく、果実味豊かでまろやかなブリュット。トーストしたパンの香ばしさをほのかに感じました。乾杯、食前酒、軽い前菜に、と、幅広いシーンに合わせられるスプマンテです。
“イル・ブリュット”は、ピアーヴェ地区のピノ・ビアンコ、シャルドネを使用し、シャルマ方式でつくったブラン・ド・ブランのスプマンテ。アルコールは11.5%。
イル・フレスコよりも色調が淡く、透明感のあるデリケートな味わいです。泡はこちらもキメ細かく、持続性があります。食中酒として、野菜や甲殻類を使った繊細な料理にオススメしたいですね。

左)Dolce Sandi 右)Rosato IL Fresco Brut
右は、グレッラ80%+ピノ・ネロ20%のロゼのスプマンテ。昨年末にリリースしたばかりのアイテムだそうで、アルコール度数は11.5%。
果実味がフルーティーでチャーミング。これはシーンを気にせず、好きな時に飲みたい!ボロネーゼのパスタなどにも合うと思います。

きれいなペイルピンクのロゼ
左のドルチェは、モスカート・ビアンコとモスカート・ジャッロの甘口スプマンテで、アルコール度数は7%。
マスカットの風味が華やかで、味わいも非常に甘美。香りだけでもシアワセな気分になりますが、飲むとさらに天国に(笑)そのまま飲んでもおいしいですが、クリームを使ったデザートにもオススメです。

「プロセッコはさまざまな料理に合います。イタリア料理はもちろん、日本の料理や、タイなどのアジア料理にもオススメ」とラウラさん。
スパークリングワインですが、カラフェに入れて飲むこともあるとか。
ぜひ試してみたいですね!
今、イタリアで最も勢いがあるのはプロセッコですが、他にもイタリアのさまざまなスパークリングワインが日本の市場に出ています。

今回紹介した 「Villa Sandi」 の各種スプマンテは比較的手軽に入手できますので(カルティッツェは例外)、出会いの機会があれば試してみてはいかがでしょうか?

