努力 2003年08月02日 | 大学院修士2年(通学) 夏期講習の予習復習を毎日し 練習を空き教室でやる日々が続いています。 正直体力も精神力もかなり使います。 研究と大きく違うところは 自分だけではなくて、多くの人が絡んでくることでしょうか。 目の前には生徒がいますからね。 普通「大学院生なら余裕じゃない?」 と思うでしょう。 ところがどっこい、私はわりと努力タイプで もとからあれもこれもできるわけでなく できないから人の10倍やった!というタイプです。 なので、やっぱり物覚えの悪い点などにぶつかり 何度も言いなおしたり、言い回しを繰り返しブツブツ唱えたり・・・ でもやるとできます。 時間はかかりますが、できるようになります。 ただ、個人差があるだけなんです。 論文もそうですが、学部の頃はなんにもわかっていませんでした。 今もまだまだですが、学部の頃に比べたら、ずいぶんマシになってきた感じです。 「私はできない」 じゃなくて 「できるようにするだけの努力をしてから」 それは言うことなんじゃないかなと・・・ などとかっこいいことを言っていますが 自戒を込めています(笑) 論文頑張って書き上げたときの、すがすがしい達成感を知っているので 9月は専念しようと思います。 そして、塾講師も、すがすがしい達成感に向かって 前向きに頑張りたいですね。 個人差を恐れないで。。。
夏期講習開始 2003年07月26日 | 大学院修士2年(通学) 夏期講習初日、初めての授業にしては 落ち着いて生徒の前で振舞えました。 じゃあそれで満足かといったら、そうではなくて 自分のクセや、時間内に伝えるべきことが伝えられているかなど 課題はさまざまです。 授業が終わった後、何度も開いている教室で 次の日の授業の予行練習をしていました。 たった1コマの授業のために、 こんなにも予習が必要だなんて・・・ 明らかに割に合わない仕事だと思いながらも 今ぶち当たっている壁を乗り越えたい気持ちの方が強く そして生徒に満足のく授業を提供していきたいので 弱点強化を頑張りたいと思いました。 論文も似ています。 たった1つのことを論じるのにも 多くの資料を必要とします。 うまく論文としてかけない。 そんなときは人の論文を書いたり 何度も自分の論を書き直したりしました。 指導教授が「学問に王道なし」とよくおっしゃりますが これらは多くのことに当てはまるとつくづく感じる今日この頃です。 人よりできないならば、人の何十倍も努力をする。 どうしてできないかを考える。 できないことも、個性です。 けれど、乗り越えたい壁ですね。
夏期講習 2003年07月23日 | 大学院修士2年(通学) この夏は塾で夏期講習を担当することになり 教育実習以来、教えることに携わっていなかっただけに 慣れない作業を何度も繰り返して覚えています。 今まで私は、論文を書くときなどは論理的な作業を行っていましたが 口頭発表など、活字が目の前にないと、頭の中で言うことなどが処理しきれず、よく混乱をしていました。 けれど、なぜ混乱が生じるのかを、 夏期講習の研修を通じて発見することができました。 修論提出は12月なのに、貴重な夏休みを夏期講習に費やしてしまって大丈夫か? とも思いましたが、これをやりぬいたら、自分にもっと自信が付き 修論に関しても、違った見解などをみつけることができるような気がしました。 そう、すべては繋がっているので 1つのことだけをやっていても、見えてはこないんですよね。 メリハリをつけて、論にもそれを取り入れていけたらと思います。 しばらくはあまり研究に力を入れられませんが 慣れない作業を繰り返しながらも できるようになった自分をイメージして 乗り越えていこうと思います。 充実した夏がすごせそうな予感です。
どうして『われから』なのか? 2003年07月21日 | 大学院修士2年(通学) 修論が12月と、徐々に迫ってきました。 しかし、自分の中では、これといってテーマがみつからず どうしてこんな状態なんだろう?と不安を抱えていました。 修論が書けるのかすら、不安になってきたのです。 けれど、その不安はある言葉をきっかけに一瞬にして吹き飛びました。 指導教授に挨拶へ行ったとき、修論に手がつかないことを話しました。 すると 「どうして『われから』なの?」 と聞かれ 「女性の自我の解放をテーマとした 一葉晩年の作品だからです。 『裏紫』にはない魅力があり、 作品が完結しており、研究もまだまだだからです」 と伝えました。 しかし、ふっと思ったのです。 なんであんなに『裏紫』で書いたときは頑張れたんだろう? (書いたもののレベルは別として) 追っていくと、『裏紫』は、お律の情熱的な部分が前面に出ていて、私的には気持ちいいくらい好感の持てる論文でした。 しかし、『われから』は、どこか情熱めいた女の部分があまり出てこない感じなのです。 かけない原因はここでした。 すると、見えてきました。 『われから』の情熱的な「これを伝えたい」 はどこにあるのか? また、そこに何を感じ、私は何を解き明かしたいのか? さぁ、一歩前進です。 指導教授に感謝です。 初心に戻ることの大切さを改めて実感しました。
予定 2003年07月11日 | 大学院修士2年(通学) 私は悲しいくらい要領が悪いです。 人が10分でこなすことを、1時間かけてしまうタイプなのです。 しかも使う労力もかなりのもので けっこう終わったときにバタンキュウ・・・といった感じです。 なぜこんなに要領が悪いのかなぁと思いながら 最近のスケジュールを組んでいました。 夏は夏期講習で国語を教えます。 そうなると、9月に投稿する論文の準備がまともにできません。 しかも後期の演習発表はトップバッター。 本当に12月に修論を提出できるのか 心配になってきました。 また、要領悪く悪循環になってしまうのかな? と思いましたが、つい最近まで自覚症状がなかったので 自覚しただけでもよかったのかも?と思いました。 そう、院に入ってから、人より遅いけれど いろいろなことに自覚症状が出てきたのです(笑) 人より遅くてもいいんです。 そこで気づけたなら・・・ じゃあ次は、それを気をつけることや 治すことに目を向けたいと、 欲張りな私は思うわけです。 真っ白な紙に今後の予定を書いていました。 要領が悪くても、修論までの計画を立てていくことで このあたりは忙しそうだとか **をしなければいけないとか 少しずつみえてきます。 少しはマシになりそうな予感がします。 それにしても、やることが多いなぁと思う今日この頃です(^^;
研究発表会終了 2003年07月02日 | 大学院修士2年(通学) 先週の土曜日に、研究発表会があり、参加させていただきました。 あまり緊張せずに話せましたが、しゃべるときにつっかかるつっかかる・・・ 口頭発表のときは、事前に話して発表する練習がもっと必要だなと思いました。 発表し終わって、自分がどれだけできていないかを痛感しました。 こんな状態で発表をしていたなんて・・・と思うと恥ずかしくて仕方ありません。 けれど「われから」の先行研究に目を通すいいきっかけになったことと、次回の論文提出までに、いい課題ができそうだと思いました。 (そう、修論の前に学術雑誌に論文を書くのです) それが完璧にできなくてもいいんだ。 そこから何かを学ぶことができたら それは前進だと思う。 勝手にこう思いました。
研究発表会前 2003年06月27日 | 大学院修士2年(通学) 明日はいよいよ研究発表会です。 今週半ばにプレ発表を行ったのですが 「この研究をすることで、一葉研究がどうなるのか」 などが伝わらない発表となり、しかも混乱していたせいか 発表の流れの基本がなっていなかったことに気づかされました。 もうこの間もひどかったし、今回もひどくて 情けなくてしょうがなかったのですが じゃあ土曜までに何ができるか? についてを演習内で話し合うことができました。 やっとレジュメと発表原稿ができあがってきました。 それくらい、もっと前もって作っておけ! という感じなのですが、まぁいろいろあったので 今回は許してください!という感じです・・・ 演習で発表をしたときは 読み上げ原稿をただ読んでいるだけといった感じでしたが だんだん気持ちに余裕がでてきました。 指導教授などのアドバイスから 力みすぎずに、自分の持っているいい部分を 発表でだすことが大事だと言われ 不安がだんだん消えていきました。 どうして「われから」を選んだのか? いろいろ意味があって、 まだ研究も中途半端な段階なのですが エネルギッシュさのようなものを しっかり出してこようと思います。 過去に教育実習の発表授業で 「前の授業での失敗は忘れて いつもどおり、大きな声で元気よく 自信を持って授業をしてこい」 と、指導教員に言われたことを思い出しました。 明日は私らしく頑張ります★
痛い目 2003年06月18日 | 大学院修士2年(通学) 体調を崩したまま、演習発表をすることになりました。 実は大学にいけず、先行論文などをロクに読むことができず 基本的なことを全く抑えることができませんでした。 正直すごく恥ずかしかったです。 できるものなら、発表したくなかったくらい・・・ M2となった今、M1の後輩たちがいる中で ロクに準備もできていないで、発表するなんて とてもとても・・・ もう論外でした。 けれど、発表者がいなかったら その演習に穴があいてしまいます。 なのでどんなに体調が悪くても 発表のときは絶対出向くようにしました。 自分から逃げることだけはしたくないからです。 あたり前のことなのですが、 人間はわりと臆病ですし 私も臆病な面があります。 体調が悪いは言い訳にすぎないので じゃあ出来の悪い発表の中から 何を学ぶか? ここに重点をおこうと思いました。 今日の発表で 先行研究等がきちっと抑えていなかったことで どれだけ発表しにくくかったことか。 また自分のいいたいことが箇条書きの状態で 主張部分がどこだかわからなくなってしまった そんな部分もありました。 次は研究発表会の予行発表。 まだレジュメもできていないけれど 最後まで頑張ろうと思います。 「もうこんな思いはしたくない!」 そう思ったとき、同じ過ちを繰り返さないよう 人は頑張るんだと思います。 今の私も、そういった状況であり これは「試練」なんだと思いました。
計画 2003年06月02日 | 大学院修士2年(通学) 今週で私の就職活動が終わります。 思えば海外から帰国して3月からのスタート。 初内定は4月でしたが、それからもちょくちょくと いろいろな企業をまわっていました。 けれど自分の中で「ここだっ!」というところに 出会えました。 この夏は、塾の時間講師をやる予定です。 6月いっぱいが研究発表会やら、演習発表。 7月は少し落ち着いたと思ったら夏期講習です。 本当は海外に行きたかったのですが 修論のことを考えると、やっぱりのほほんと行っていられないのっで 時間講師をしながら、修論を並行してやっていく予定です。 6月の目標などを更新し、みていくと 計画性を問われることが多いので 今月はひとつひとつをきちっとおさえていこうと思います。 図書館DAYが増えそうです。 月曜日は図書館DAYなのですが 明日は別の大学図書館でなくて 別の図書館に行ってみようかと検討中です。 勉強する環境がかわると、けっこう新鮮だったりするのです。 あとは我が家から院まで2時間以上かかるというのが ややネックだったりもします(笑) さて、明日は『われから』の先行研究をまとめます。 こう言っておかないと、やらない気がするので 宣言しておけばやるかなと・・・ ちなみに、この間書いた原稿の原稿料が入ってきました。 その原稿料で一葉全集を購入する予定です。 全集が宝物になりそうです。
体調不良 2003年05月30日 | 大学院修士2年(通学) 5月中は病院に通院してばかりいたので まともに研究にはげめず、そのしわ寄せが今やってきてしまいました。 6月の研究発表の選考論文を読みながら 「なぜ?」「なるほど」「?」 など、書き込みをしていったところ だんだん自分の書きたいことがみえてきました。 あと一ヶ月弱しかないのに 演習発表2つもこなしながら、できるのか正直心配です。 今回の研究発表は初めて触れる作品なので バックグラウンドが全くないのです* けれど、やるしかないですね。 ここでこれらをこなせたら きっと修論の方向性が見えてくると思います。 体調だけは、なんとか気をつけたいと思います。 このところは朝早く、そして終電だったので ちょっと疲れが週末に襲ってきてしまいました。 体あっての研究なので、 基本的な部分はしっかりしておきたいです。
先行論文 2003年05月29日 | 大学院修士2年(通学) 今日は気合を入れてやるぞ! と思い、先行論文のコピーを山のようにもってきたのですが 眠気が襲ってきてしまい、研究室で転寝(うたたね)をしてしまいました。 体調があまりよくないと、どうもはかどりません。 無茶するときは、無茶するのですが それでも疲れが蓄積していたり、睡眠不足だと あとでどっと疲れがでてしまったり 少し気を抜いたときにバタンキュウとなってしまったりします。 けれど期日までに仕上げなければいけないことが多いので 電車での移動時間なども上手に活用して 今週は先行論文読破を目指します。 研究発表会まで一ヶ月をきりました。 少し気合をいれてかかります!
学会 2003年05月25日 | 大学院修士2年(通学) 久しぶりに学会へ行ってきました。 会場は遠かったけれど、 行ってきてよかったと思いました。 学会で初めて、質問をしました。 こんな院生が質問していいのかな?? 的外れだって笑われないかな?? と不安もあったのですが、日ごろの演習で 質問することには慣れていたので、 緊張はしたものの、スッと手をあげることができました。 あまり上手に質問ができなかったのですが 「学会で質問をする」という課題をまずクリアしたので 今度は「質」に、もっとこだわってみようと思います。 お偉い先生方の中で、質問することは躊躇しがちですが 学会は、ある意味平等だと思います。 ならば先生方に対等な関係で質問ができる 絶好のチャンスというわけです。 別の大学院の方ともお話できましたし 恩師に挨拶もできましたし 質問もできたので、まぁよしっ!ということにしておきます(笑)
研究復帰 2003年05月22日 | 大学院修士2年(通学) 通院の関係で2週間ほどお休みをいただいていました。 久々に院の演習に出たら、なんだかモードがまだ演習になっていなくて、頭にあまり入ってきませんでした… 情けない* でもこれからモチベーションをあげていきたいと思います。 6月は研究発表会があります。 まだどんなテーマで発表するかも決めていないんです。 困りました* けれど悩んでいても仕方がないので 先行論文に少しずつ目を通し始め 今週は先行論文を読み込むことに決めました。 こんな論を書きたい! と思っても、先行論文で既に論じられていることもあるので 論文チェックはけっこう丹念です。 やらなければ始まらないので 頑張ります。 目標は常に高く!!
そろそろ決めないと・・・ 2003年05月10日 | 大学院修士2年(通学) 就職活動もだいぶ進んできました。 残り3社、ひとつ辞退する予定なので、あと2社の受験を進めて 自分の中ではっきりさせていこうと思っています。 よって5月中に決まりそうです。 けっこう受けました。 そして院生の特技?!分析をかなりしました。 こういったことは苦手と思っていたのですが いつの間にか比較したり、じっくり考える性格になってきました。 これは論文の影響かなぁと思っています。 けれど、フィーリングも大切にしています。 論文もそうですが、分析だけにとらわれてしまうと 完璧っぽくできていたとしても 熱いものが伝わってこない、なんとなく冷たい感じの論文に仕上がってしまう気がします。 なのでこの二つをいかに上手に使っていくかが、今後のキーになっています。 あまり難しく考えすぎると、今度は答えがでてきません。 今の私の就活が、そんな感じです。 なので自分を信じて、そろそろ決めようと思います。
曖昧 2003年05月06日 | 大学院修士2年(通学) 明日から戦場へ行くモードなので、今日はゆっくり休んじゃいました。 そして明日の予習などをしていると、久しぶりに読む論文は難しくてダウンしそうです。 けれど、落ち着いて読むと、ちゃんと内容がはいってきます。 気になるところは赤でチェック。 「なぜ?」 「?」 こんな書き込みが多いです。 最近、言葉って曖昧だなぁと思います。 私の論文を読んでも「愛」ってなんじゃ?! と思い恥ずかしくなりますし、 人の論文を読んでいても 「結論にこんな曖昧な単語でしめられちゃぁ・・・」 などと思ってしまうんですね。 (人のこと、言えません。ハイ・・・) でも論文はあら捜しだけではないので 結局その論は何を言いたいのかな?先行論文と比べて何が新しいのかな? という部分をチェックします。 細かい部分ばかりとらわれないように・・・ といっても書くのは大変ですよね。 自分に言い聞かせるつもりで頑張ります!