MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

計画表

2003年05月04日 | 大学院修士2年(通学)
GWらしいGWがやっと取れ、今後の研究計画をたてていました。

5月は、すごく忙しくなりそうです。
複数のことを同時進行するのが苦手な私には
計画表が命です。

たいてい思ったとおりに進まないのですが
それでもこれを作っておくと、何をいつまでにすべきかが見えてきます。

5月自体は就活があるくらいなのですが、
6月の研究発表のことなどを考えると
5月をボケ~ッとすごしていたら
6月に大変なことになってしまうのです。

そういう意味では就活ものんびりしていられないのが現状なので、企業も絞りに絞りました。
(それでもまだ面接などがけっこうあるのですが・・・)

こうしてみていると、私はけっこう計画をたてて
物事をこなすタイプなんだなぁと思います。
自分ではそういうタイプじゃないと思っていたのですが・・・

ちなみに手帳なんかは、一日のスケジュールが一時間きざみで書き込めるものを使っています。
うう~ん、よく考えてみると、やっぱり時間で動いていますね。
けれど、時間は上手に使えば、味方についてくれるので
ゆっくり休む時間も作りながら、やるべきことを進めていきたいです。

そっ、その本は?!

2003年04月29日 | 大学院修士2年(通学)
私の就職活動はまだ続いています。
そろそろ研究に専念したいのですが
納得いくまでやりたいなと・・・

自分の中で「ここまででOK」というサインが出たら
研究に絞りたいですね。

先日、某企業を受験したときです。
自己アピールの部分に、大学院時代はこんなことをしたと
論文などを発表した研究誌の名前と出版社を書いておきました。

あまり気にしていなかったのですが、
面接のときに、な、なんと!
見慣れた研究誌が面接官の横にあるではありませんか?!
ES(エントリーシート)を読んで、購入したとか・・・

正直感動しちゃいました。
そこまで熱心にこちらのことを知ろうとしているとは・・・!

就職活動を本格的に始めて二ヶ月経ちましたが
私が受けている業界は、面接に力を入れているようです。
何時間もかけて面接したり、納得が行かなかったらしく
2次面接を2回受けたことも・・・

それならば落としてしまえばいいのに、
時間等労力を使って、ここまで選考するということは
企業側も人間性を重視しているんだなということが伝わってきました。

院生で年齢が現役の人より上の私には
けっこう不利な部分もありましたが、

自分がやってきたことに誇りをもてたり
どんな意味を持ってやってきて、何を得たか
この人材がその企業で生かせるか?

などがハッキリしていれば、怖いものナシだと思いました。
あとは相性ですから・・・

新卒は一番いい時期だと思いました。
企業側がセミナーなどを開いてくれたり
積極的に採用をとる形式を無料でしてくれるのだから・・・

選択肢も豊富なので、いろいろな企業をみることができましたし
いい時期に就職活動ができて、よかったなぁと思う今日この頃です。

もう少し頑張ります。

活字に追われて・・・

2003年04月21日 | 大学院修士2年(通学)
帰ってきてから一葉の作品の音読をしました。
ちょっと長い作品になると疲れてしまって飽きちゃうんですよね。
今まで短編ばかり扱っていたので、
なさけないなぁと思う今日このごろです。
それでもはじめの頃よりマシになったかなぁと・・・

ずっと読んでいると頭が混乱してきてしまい、
息抜きに普段読む本を読んでみたら、頭の中が整理されました。
だらだらと読むよりは、私は短期集中の方が合っているようです。
読んだ感想を簡単に綴っていく・・・
4月でどこまで読めるかなぁと思う今日この頃です。

どんどん自分から動いていかないと
大学院って所はダメなんだなって。
私はやりたいことが決まっていてよかったと思いました。
今という時間を有効に使えるからです。
こんつめ過ぎないで、足元をみて、着実にこなしていきたいですね。
演習発表も近々ありますし、それもまずはやってみよう!!
という感じです。

恥をかきながら学んでいこうと思います。

我が愛しの大学院

2003年04月18日 | 大学院修士2年(通学)
半月ぶりに院へ行ってきました。
指導教授とも今後の展望を話すことができましたし
院生の先輩ともお話できました。

なんだかこう、院に行くとヤル気がでるんですよ。
ずっと就活をしていて、久しぶりだったからかもしれませんが
やっぱり院の雰囲気が好きです。

研究が思う存分にできる時間がとれるという
人生で一番好きなことに時間を費やせる時期かな?
などとも思ってしまいます。

M1を振り返ると、あれこれやってきましたが
こんなこと無理かも?
ということもこなすことができました。

そしてM1だから許されることもあったので
いっぱい失敗もしました。
演習でもずいぶん見当違いの発言をしてしまったり・・・

けれど、それがわかったということは
M1の時よりも少しは成長したのかな?と思ったりします。

あと一年しかいられないなんて・・・

ならこの一年は満喫したい!
思う存分没頭してやる!という気持ちでいっぱいです。
こういった気持ちになれたのも
来年は就職するので、研究に時間を多く費やせないという思いからかなぁと…

久しぶりに演習に出たいな。
やっぱり研究大好きです。

一葉を続けていきたい

2003年04月16日 | 大学院修士2年(通学)
大学の授業が始まりました。
しかし私は就職活動の身・・・

といっても最近は研究誌などを読んだりして
一葉との距離を少しずつ取り戻しています。
図書館の書庫で、文献探したりしたいなぁ・・・

現在就職活動中の私は
プレゼンテーション&面接試験で
大学院生活における一葉の研究の類を
熱く語らせていただきました。
やっぱり研究の話には熱くなりますね。
(もちろん志望動機に絡めてですよ)

面接官の方に
「夢は何ですか?」
と聞かれて
「これからもずっと一葉を研究することです」
と素直に答えてしまいました。

研究と言っても、大学院に残って研究する方も入れば
少し冬眠をして、落ち着いてから研究する方、
のんびりマイペースに研究をしていく方、

いろいろあると思います。

私は社会に出ようと思っているのですが
それでも一葉とはずっと携わっていきたいと思いました。

忙しくて今までのようには研究できないかもしれません。
けれど、地味に研究を続けたいなと思っています。
どんなに忙しくても、好きなら続けていけるんじゃないかな?
むしろ忙しくなればなるほど、時間を大切にしそうな気がします。

お母さんになっても
おばあちゃんになっても

「一葉が好きで、論文書いている最中なんです」

など未来の私が言っていたら
すごく幸せだなぁって思います。

部屋に一葉コーナーとか作りたいですね。
過去の特集とか全集を並べたりして・・・
(こんな想像をしている私ってマニアックかしら?!)

一葉に携わっていきたい。
そして役に立つ研究ができたらと思います。
そんな小さな夢があります。

一葉の分も長生きしたいですね。

ちなみに、先ほどの企業からは
内々定をいただきました。

塩山。そして・・・

2003年04月12日 | 大学院修士2年(通学)
先日、一葉の両親の故郷である塩山(山梨県)へ行ってきました。

一葉に携わることに触れていると、なんだかとても幸せになります。
慈雲寺のイトザクラもとても素敵だったのですが、何よりも一葉にまた近づけたような気がして、とても嬉しかったです。
就職活動の合間をぬって行った価値がありました。

このところ慌しい日々が続いていますが
1月に苦戦しながら書いていた論文が
研究誌となって発表されました。

なんだか自分の書いている論はすごく弱く
情けなくなってしまいました。
ありきたりで、新鮮味がなくて
もう恥ずかしくてしょうがないのですが
これが現状なんだということを痛感。

ならば、修論はどのような切り口で書いていくのか?

新たなテーマが生まれました。

「樋口一葉を読もう!!」のテクストの旧字を直したり
修論に向けての文献チェック、
次の論文の執筆の準備など
やることは無限大ですが、
一葉関係に携わっていることで
辛くても頑張れたりします。

「好き」という気持ちは「原動力」なんだと。

塩山でもそんなことを感じました。

チャンス

2003年04月09日 | 大学院修士2年(通学)
オーストラリアから帰国し、就活を始めてから一ヶ月が経ちました。
内々定が出ている人もいます。
けれど自分が活動を始めたのが遅かったので、これは仕方ないです。
(オーストラリアでもいろいろと学べましたし、悔いはありません!むしろよかったです)

こんなに時間をかけて、自分に合う職種や、企業のことをチェックできるチャンスってめったにないと思います。
また自己分析など、自分をみつめなおす絶好のチャンスであり
そういう面では「就活のためにやっている」というより
「就活がチャンスを与えてくれた」といったニュアンスの方が強いです。

就活が落ち着いたら、研究に戻ることができます。
ある意味メリハリがあっていいのかも?!
とも思っています。

一葉はやさしいです。
私が他の事に専念していても
文句ひとつ言わずに
待っていてくれるのだから
いい結果を出して、一回り成長して
研究に戻ろうと思っています。

今年は論文を3本書く予定なので
夏までにはネタを絞って文献整理などをしておきたいと思います。

マスターで修了だからどうでもいいとかじゃないんです。
私にとって、誇れる「修士号」がとれるよう
一葉研究には今まで以上に力を入れていきたいです。

現代語でない研究書

2002年04月15日 | 大学院修士2年(通学)
今日は初授業でした。
といってもまだ授業(演習だけれど)の形態の発表くらいで
本格的なことはやっていないんですけど…

ビックリしたのが源氏の授業。
短大時代に源氏を少しかじって、当時にしては
変体仮名で読んで、しかもレジュメにしてまとめたのだから
かなり頑張ったと思っていたのですが、
今回はもっとすごいことに・・・

俗に言う現代語訳などについて疑ってかかるのが研究。
「それっておかしくない?」
となぜおかしいのかを論証していくのが院生。

今までのように現代人が書いた注釈や読み方でなく、
その昔藤原定家などが書いた源氏の研究書など、
古文で書かれている注釈書を読まなければいけない・・・

学部と院の違いを感じた瞬間でした。

けれど確かに現代語にある注釈等は現代人のある研究者の考えで
本来平安時代に書かれた現時を研究するならば、初期に研究されたことまでさかのぼっていくのが常識なんですよね。
そう思うと大変だけれど、遣り甲斐はすごくありそうです。

はぁ、どうか当時の注釈書が読めますように・・・
そしてそこから「おや?これはおかしいぞ?」
という問題点を読み取らなくてはいけないので
今の私にはかなり難関ですが、
やるしかないなと思う今日この頃です。