MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

コラムの原稿を書く

2008年09月10日 | 文学関係
研究会からコラムの原稿の依頼を受けたので、現在執筆中です。

私ときたら、この育児が忙しい時期に
チャレンジっぽい内容を選んでしまい
現在執筆に行き詰っています。

息子がお昼寝している時が一番書けるのに
スイッチが切り替わらなくて…><。

ガンバリマス!!

※この記事の続きは 「せっかく書いた原稿が…」 参照。

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敷居を低くし、かつ頑張らない(笑)

2008年06月05日 | 文学関係
ここ2ヶ月ほど、文学から遠ざかっていました。

通教での育児関係の勉強と、子供の面倒をみるのと、家事でいっぱいいっぱいで
国文学関係の論文を読む余裕がほとんどなく
ズルズルきてしまいました。

けれど、このままじゃいけないなと思い
今日、久しぶりに作品の朗読を聞きました。

「論文」となると、敷居が高くて
育児をしている私には、ちょっとしんどいイメージがあるのですが

「ちょっと作品を読もう」

というくらいなら、そこまでしんどくないので
BGM気分で朗読を聞こうと思いました。

「勉強しよう!!」

と思うと、うまくいかないので

「とりあえず流しておこう」

という感じで流しておけば、自然と頭に入ってきたりするかな~~と思いまして(笑)


ちなみに、子供に毎日のように絵本を読んでいたら
絵本のストーリーを覚えてしまい、本を見なくても
読み聞かせができるようになってしまいました。

毎日読むことで、覚えてしまったのなら
私の興味のある作品も、なんとなく流していたら覚えてしまいそうな感じがします。

「子育て中は、頑張らない」

気長に続ける。
続けていたら、きっといいことがある気がします。

なぜなら、私は勉強を続けてきて
いいことがたくさんあったからです♪


継続は力なり!!


育児をしながら論文を読むこと

2008年04月02日 | 文学関係
最近先行論文を読み始めました。

息子が寝ているときなどをねらって読むのですが
疲れていると、休みたくて
論文どころじゃないんですよね…

さて、読もうかと思うところで
息子がお昼寝から起きて
結局ほとんど読めない…ということも多々。

先行研究がしっかりしすぎていて
自分が論じれるか自信がなくなってきました(;;)

研究はダメな自分と向き合う作業が多いので
しんどく感じてならないのですが
いつも、ここに戻ってきてしまうんです。

文学は、私の中で
とても大切なものなのかもしれません。

大学院生のころのような時間はないけれど
今の私だからできることが
あるかもしれない

そう信じるしかないって感じです。

書けるかなぁ…

大学図書館で、論文を取り寄せたいのですが
息子を預けて大学図書館に行けるか…

子供の預け先がないのが
一番辛いです><。

けれど、やるしかないですね。

論文が難しすぎて・・・

2008年03月31日 | 文学関係
ご無沙汰しております。
久々のブログです。

息子が日々成長していき
歩き出して目が離せなくなりました。

その一方、今年こそは
研究発表なり、論文なり
なんらか研究に関するアクションを
起こしたいと思い、何ができるか探してみました。

夏に、某所で研究発表があるので
それに間に合うように
準備を始めてみたのですが・・・

もう、論文が他の国の言葉のように
難しく感じて
自分が無知すぎて、これではとても
院生の頃のように、バリバリやっていたころに
戻れないと思いました・・・

そんな弱音になっているときに
息子がグズグズ言い出したりして
論文を読むのも一苦労。

難題の上に、更に難題という感じで
かなり大変そうなのですが
夏の研究発表まであと3ヶ月弱あるので
今月先行論文を少し読んでみて
発表するかしないかを決めてみようと思います。

正直、今の段階では
今年も発表は無理かも・・・

という感じがするのですが
そんなことを言っていたら
一生発表ができないので
ダメでも発表する!!

ぐらいな気持ちで臨もうと思います。

数年間の勉強不足のツケが
ここにきてまわってきてしまいました(;;)

でもこりずにTRYしてみます!!

続けたい!!!

2007年06月10日 | 文学関係
先日書いた原稿の校正が終了しました。

といっても、ほとんど手直しはしませんでした。

あまりにもくどい文章を読んで
自分の文章力のなさを痛感。
もう恥ずかしくて、穴があったら入りたい!!

けれど、この恥ずかしさをばねにして
もっといい文章を読めるようになりたいと思いました。

結婚したての頃は、そんなに感じなかったのです。

「私が研究なんかしていても、何にもならないだろうし
 このままやめちゃってもいいかな?」

などと思っていました。
なので、ほかの事に目を向けている自分がいました。

けれど、出産をしてから目覚めるように変わりました。

「子供を育てながら
 自分のやりたいことをやり続けたい!!」

それが仕事という形になるかは
とても微妙なのですが
「続けたい」と思うようになりました。

研究というよりは、文章を書くことを続けたいと思いました。

続けていたら、なにかいいことがありそうだし
少なくとも、続けていなかった人よりも
多くのものを得ることができそうな気がしたからです。

というか「続けずにはいられない!!」

そんな自分さえいます。

これからの不安もあるのですが
不利とも言われるこの「主婦」という立場を
「有利」であると思いたいです。

収入に直結しなくても
続けていけるという強みがあるのです。

主婦の言葉が、このまま個人の中だけにしまわれていくのではなく
外に発信できたらと思っております。

とりあえず、今月末の一葉研究会に出席するので
少し予習をしておこうと思います。

今は子供にも左右されるため
大きなことはできないのですが
小さなことを続けていきたいと思います。

いつか、素敵な文章が書けるようになりたいな…!!

書くことに集中したいけれど…

2007年05月21日 | 文学関係
今日も現行の手直しをしていました。

あれ?この間締め切りじゃなかったっけ?!

と思った方もいるかもしれませんが
締め切りを延ばしてもらいました^^;

一応原稿は書けて出版社に送ったのですが
もう少し手直しをしたくて…

今回は1ヶ月ぐらい時間をかけて本を読み
文章を書いていったのですが
それでも書けば書くほど手直しの必要性を感じました。

そう思っていても
子供に泣かれたり、家事がたまっていたりして
思うようにかけないことが大半でした。

なので
「これだけできればいい」

という線引きをしないと
イライラしてしまうなぁと痛感しました。


夫は忙しかったので
結局子供をあやしながら書いたのですが
どうも集中できません…

泣かれちゃうと、頭で考えて整理していることが
全部ごっちゃになってしまって
「あぁ!もうわけわからない!」
という感じになって、イライラしまうのです…


それに加えて自分の文章力のなさが加わり
ダブルパンチでした。

また手直しをするのですが
今日明日は思いつめすぎないで
もうちょっとフラットに書いてみようと思います。

私の場合、夜書く文章はどうも熱が入りすぎて
自己主張が強く出すぎです。

それがいいときもあれば
悪いときもある…

もうちょっとフラットな部分を今回は入れたいので
明日のお昼にまた再チャレンジしてみます

※この記事の続きは 「続けたい!!!」 参照。

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身も心も原稿もボロボロ…

2007年05月15日 | 文学関係
今日が原稿の締め切りでした。

はっきり言って、最悪です…
文章がついていきません。
書きたいことはあるのに
それをうまく表現できないんです。

そんな自分の文章を読んでみると
あまりにも下手すぎて情けなくなってきてしまいました。

私は私なりの「文体」をもっていたのですが
日ごろメンテナンスをしていなかったからか
その文体が腐ってきてしまいました。

情けなくて言葉になりません…

泣き喚く子供を抱っこであやしながら
悪戦苦闘しながら書いたのですが
出来上がったものは納得のいかないもので
そのまま締め切り当日となってしまいました。

あんな文章が先生方の目に触れると思うと
もう情けなくて恥ずかしくて
どうしていいかわかりません…

修行を積めば、少しずつ文体を確立していけるかもしれない

そう思いたいのですが
今は自分のだめさが情けなくてしょうがありません。

どんどんだめになっていく現実と
向き合っていく作業は非常にきついです…

けれど、今が頑張り時なんだと思います。

このままダメになっていくか
少しでもマシになるよう努力するか…

もちろん後者を選びます。


それにしても情けない…
まさに試練のときです。

なんとか復活してみせます。

※この記事の続きは 「書くことに集中したいけれど…」 参照。

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書けないけれど、書くしかない

2007年05月01日 | 文学関係
隣の部屋で子供が泣いているのですが
夫に頼んでみてもらっています。

本を読む作業は子供をあやしながらでもできるのですが
文章を書く作業は、それだけに集中しないと
私の場合はできないので、ひとりPCに向かって思いついたことをつづっています。

久しぶりに書く文章は、とても難しく
自分がいったい何を書きたいのか
どんな風に書けばいいかということにつまづいて
今日は全く形になりませんでした。

こんな風に書きたいというイメージと
文章構成を思いついたように書いて
明日それらをまとめる作業をしようと思います。

自分の言葉でまとめるという作業は、ものすごく大変なことなのだと痛感しました。
頭で考えなければいけない。
当たり前のことなのですが、ずっとやっていないと、この作業がどんどんできなくなってしまいます。

ずっと日常生活で、考えることをしてこなかったのだなと反省させられました。

隣の部屋で子供がまだ泣いています。
本当はすぐにでも抱っこをしてあやしてあげたい…

夫も明日仕事なのに
こんな遅くに子供の面倒を見てもらい申し訳ないです。

その分、頑張って書こうと思います。

これだけ協力をしてもらっているだけに
「書けない」とは言えません。

「本当は書けない…でも書くしかない!!」

卒論を書いていたときを思い出します。

身を削るようにして生み出した文章は
短くでも多くのことが伝わると
研究をしている友人に言われたことを思い出しました。

私もそう思います。

なので今は大変ですが頑張ります。
きっと夜は明けると信じて…

※この記事の続きは 「身も心も原稿もボロボロ…」 参照。

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GW、ファミレスで勉強

2007年04月29日 | 文学関係
おんぶ紐で子供をおんぶしながら
片手に本を持って勉強していました。

その姿は小学校の頃に学校に立っていた
まきを背負いながら勉強する二宮金次郎のようでした(笑)

けれど、連続してやると腰が痛くなるため
長時間おんぶができず
このGWにちょっとでも勉強がしたいと思い
わざわざ両親にきてもらって子供の面倒をみてもらい
私は2時間ほどファミレスで勉強してきました。
(両親に感謝です)

世間はGWで旅行などで盛り上がっているのですが
私は原稿の締め切り前なので
そんなことは言っていられません…

ちなみに、長時間勉強するのは最近どうもダメです。
いい文章が書けないときは
いつも気分転換をするようにしています。

子供と散歩に出たりして緑を見ていると
ちょっとリフレッシュして
帰ってきてから頭がさえていい文章が書けたりすることも。

なので、気分が滅入らないようにするのが私の中で
続けることのポイントだったりします。


今日の夕方からまた頑張って書いて
少しでも形にしたら、そこでおしまい。
あさって出かけ先から帰ってきてからまた頑張ります。

思うように書けないときもあるんですけれど
やるしかないですね(笑)

※この記事の続きは 「書けないけれど、書くしかない」 参照。

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続けられるのか?という不安もあるけれど…

2007年04月17日 | 文学関係
毎日少しずつですが、本を読む時間を作っています。
日によっては家事や育児に追われて
深夜1時ごろになって本を読み出すことも…

それでも、1日1ページでもいいから
とにかく読む!!

これが私の基本です。


久しぶりにちょっと難しい研究書を読むと
内容が頭に入ってこないことも多々…

こんな状態で勉強を続けられるのか?!
という不安もあります。

この本だけでなくて
近年の代表的な本も読まないと
本の紹介はできないので
近々図書館に行く予定です。

いったいどういった本が最近は出ているのか??
浦島太郎状態で
「もう無理かも…」
と思うこともしばしば。

ほかにやりたいことがあっても
まずは本を読むことが最優先なので
ママ友とのお茶やランチにも行けず
家で子供を抱っこしながら本を読んでいる毎日…

たくさんの誘惑がありますが
出版社に「やります」と言ったからには
まずは本の紹介だけは
必ず書かなければいけません。

なので「これから先も続けられるのか?」
といった先のことはあまり考えずに
今は本の紹介を書くことだけを考えようと思います。

今日はまだ本を読んでいないのですが
30ページは読みたいと思います。
子供に泣かれますが、抱っこであやしながら
ちょっとでも読み進めていきます!!



子連れで勉強開始!!

2007年04月10日 | 文学関係
昨日紹介文を書くための本が届きました。

「さぁ読むぞ!と」本を開いたとたん
子供に泣かれてしまい、あやしているうちに
私も疲れて寝てしまいました…

自分が勉強しようと思う時間に
確実に勉強をすることができないため
結構しんどい部分もあるのですが
今日は気分転換も兼ねて、ファーストフードへ行き
「さぁ読むぞ!」と気合を入れたとたん
子供が泣きだしてしまいました…

このままでは本を読むこともできないので
やむなく子供を抱っこしながら本を読むことにしました。

大変でしたが「はじめの一歩」がでないと
勉強をするきっかけをつかめないので
半ば強引に読み出してよかったと思っています。

30ページぐらいしか読めなかったのですが
大事なところには赤ペンで
あとで読んだとき、気になる点がわかるよう
チェックとコメントを入れておきました。

締め切りは5月半ば。
GWが自分の中では目標の締切日なので
それまでになんとかまとめられるようにしたいものです。

もちろん、この本以来の本も読んで
最近の研究の流れをチェックしなければいけないので
まだまだやることは多そうですが
毎日少しずつやっていこうと思います。

通教の頃、自宅で教科書を開いて
レポートを書いていたことを思い出します。

あの頃の経験が、こんな形で役に立っています。
明日もまた頑張ります!!

※この記事の続きは 「GW、ファミレスで勉強」 参照。

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ささやかに復活?!

2007年03月31日 | 文学関係
子育ても少し慣れてきたかな?という時期に入った昨今
とある本の紹介文を書いてほしいと
某出版社から依頼がありました。

以前、研究論文を書いたときに
お世話になった出版社からでした。

研究書の紹介文はずっと書いていなかったので
正直不安もあるのですが
引き受けようと思っています。

その本を読む時間を何とか作って
研究動向も少しさぐってまとめてみる予定です。
しばらくやっていなかった作業なので、ちょっと心配ですが
やるしかないですね!


私の好きな言葉は「継続は力なり」なのですが
続けてきたからこそ、声がかかったのかもしれないと思うからです。

本当になにもしなくなったら
誰も声をかけてくれないかもしれない…

サイトも、こんな細々とですが
とりあえず仮サイトを続けているので
復活させようと思えば復活できる。
そういう環境はとてもいいと思っています。

できればこれから勉強をしたりするときの
モチベーションとして、サイトをリニューアルしようと思っています。
けれど、時間がなかなか作れなくて・・・

もうちょっとしたら息子も長い時間寝てくれるようになるかもしれないので
そうなったら、寝ている時間を狙って
生涯学習関係のコーナーを新たに作っていこうと思います。

通教で学んだことが
こんな風に役立っている!とか
続けているとこんないいことがある!
ということも、伝えていけたらなぁと思う今日この頃です。

※この記事の続きは 「子連れで勉強開始!!」 参照。

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研究、ゼロからのスタート

2005年12月13日 | 文学関係


久しぶりに母校の短大へ出向き
恩師の先生とお話をする時間をいただきました。

研究のことで、いろいろと悩んでいました。
できることが限られていたり
院生の頃のような状況にないことで
今後どのようにしていったらいいか
自分の中で、わからなかったのです。

しかし、先生と話していたら
自分の今の環境には
論文を書くための環境が整っていないことに
気づかされました。


「論文って??」
と思う人もいると思います。
簡単に申しますと、自分がこんな研究をしている
ということを学会誌などに投稿するんです。

私も学部の頃は、参考論文を読むと
言っていることがすべて正しいように思えて
「すごいすごい!」と思っていたのですが
実際は「おかしいのでは?」と思うことも増えてきました。

しかし、院を出てからは論文を書いていなかったので
英語をしゃべらないと、しゃべれなくなるのと同じで
論文も書かないと、書けなくなることに気がつきました。

周囲も「あいつはもう無理だな」

と愛想を尽かしてしまうのが、自然なことなのです。


けれど、久々に先生とお話して
やっぱりまだ結果をだしていない自分が
ここでやめることはできないと思いました。

結局修論に納得がいっていないので
私の中で続けないと、悔いがどんどん残ってしまうので
きちんとしたものを、形にできるようにしようと思っています。


頭がかなりさびてしまいましたが
このままもっとさびてしまったら
もう戻れない気がするのです。
なので、戻るなら今だ!と思っています。


同じような経験を過去にした先生のアドバイスを聞くと
とても参考になって
誰しもが通る道なのだなと感じました。


私が通教サイトを維持しているのも
やっぱり諦めないで勉強をしてほしい
頑張ってほしいと思うことも、ひとつあるのです。

面倒見のいい先生をみてきたので
自分がされて嬉しかったことは
人が困っている時に、何か力になってあげたいと思っています。


みなさんも、通教や仕事等、なんでもいいです。
頑張ってくださいね。
私も頑張ります!



やっぱり文学が好きです

2005年08月18日 | 文学関係


お盆休みに祖母の家へ帰省しました。
私も内輪なので、手伝いに周り
慌しかったのですが
祖母の住む土地へ行くと必ず
行く文学館があり、今回もそこに立ち寄る許可をもらえました。


足を運んだのは、山梨県立文学館
http://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/


昨年まで紅野敏郎先生がここの館長さんをしていましたが
(紅野先生は日本近代文学を語るのに欠かせないお方です!)
今回足を運んだ時は、館長さんがかわっていました。


文学館というと、古臭いイメージがありますが
ここはまだ新しく、文学館なのに美術館のようなイメージがあります。
(向かいに美術館がありますよ。ミレーの「種まく人」で有名)

旦那さんそっちのけで、芥川のコーナーでずっと息を飲んでいた私。
久しぶりに主婦の空気から、文学の空気に触れ
なんともいえない緊張感と感動を文学館で味わってきました。


私はもともと本など読む性格ではなく
読書などもまともにしなかったのですが
短大でちょっと文学に興味を持ち
大学(日大通教)で面白さを知り
大学院でどっぷり・・・


私の中では

「文学にハマっていた時期があったなぁ~」

という感じではなく

「これから文学と、どう接していこうかな?」

と、結婚したからといって
文学を捨て、過去の思い出となった…
といった感じではないんですね。

未だに研究会にも足を運びますし
大学院の時のような、どっぷり浸かる研究はできなくても
「文学」に反応してしまう私はいるわけで
やっぱり好きなのだと思うわけです。


別の通教で文学の勉強をまたしたいとは思わないんです。
もしするなら、次はもっと上を目指したい…
つまり、博士後期課程に入って
論文をじゃんじゃん書くぞ!という夢も少なからずあります。

とはいっても家庭の事情もあるので
そうも簡単に学生を続けられないのですが
まだまだ楽しめる分野なので
しばらくは趣味として、文学をみつめていこうと思います。


研究という形で文学に接することができなくても
文学は私の一生の財産。
文学を学ぶ課程に
通教が絡んできたことは嬉しいことです。

主婦になった今でも、まだ可能性はある!
と思えることが嬉しいですね(^^)


みなさんも夢中になれる何かに出会えますように…

国境を越えて

2004年07月18日 | 文学関係
兄の友人(フランス人)が家に遊びにきてくれました。

通訳をしていて、日本語がとても流暢。
日本文化がとても好きだということで、文学の話をしたら
遠藤周作や夏目漱石が好きだとか。

私が樋口一葉が好きだということを知ったら
一葉のこと、知っていました!
日本人でも知らない人は知らないのに…

と思いながらも、若くして父をなくし
職業作家になったことなども知っていてビックリ。

瞳を輝かせながら、話をしていて
すごいなぁ~と思ってしまいました。

フランスでも、実学以外はやはり役に立たない印象が強いとか。
(ようは経済に影響を与えないということで)

けれど、文学や文化を学ばなくなったら、それこそ日本が消えてしまうのでは?
勝手に染まるだけ染まって、何も残らなくなるのでは?
と危機感を感じるのです。

これは国を越えても同じなのですね。

自分は、日本のことをまだまだよく知らないなと
情けなくなる反面
もっと知りたいという気持ちに駆られます。

あまり研究に結びつかないことでも
好奇心にまかせてしまうときでも
それが何かに繋がったり、楽しみになったり…

でも、それでいいんじゃないかな?と思ったりするわけです。

その方は、日本がすごく好きで、日本文化についての記事を書いているとか。
イキイキとした発言は、まさに「好奇心」からくるものでした。

人から学ぶことは本当に多いですね。