お盆休みに祖母の家へ帰省しました。
私も内輪なので、手伝いに周り
慌しかったのですが
祖母の住む土地へ行くと必ず
行く文学館があり、今回もそこに立ち寄る許可をもらえました。
足を運んだのは、山梨県立文学館
http://www.bungakukan.pref.yamanashi.jp/
昨年まで紅野敏郎先生がここの館長さんをしていましたが
(紅野先生は日本近代文学を語るのに欠かせないお方です!)
今回足を運んだ時は、館長さんがかわっていました。
文学館というと、古臭いイメージがありますが
ここはまだ新しく、文学館なのに美術館のようなイメージがあります。
(向かいに美術館がありますよ。ミレーの「種まく人」で有名)
旦那さんそっちのけで、芥川のコーナーでずっと息を飲んでいた私。
久しぶりに主婦の空気から、文学の空気に触れ
なんともいえない緊張感と感動を文学館で味わってきました。
私はもともと本など読む性格ではなく
読書などもまともにしなかったのですが
短大でちょっと文学に興味を持ち
大学(日大通教)で面白さを知り
大学院でどっぷり・・・
私の中では
「文学にハマっていた時期があったなぁ~」
という感じではなく
「これから文学と、どう接していこうかな?」
と、結婚したからといって
文学を捨て、過去の思い出となった…
といった感じではないんですね。
未だに研究会にも足を運びますし
大学院の時のような、どっぷり浸かる研究はできなくても
「文学」に反応してしまう私はいるわけで
やっぱり好きなのだと思うわけです。
別の通教で文学の勉強をまたしたいとは思わないんです。
もしするなら、次はもっと上を目指したい…
つまり、博士後期課程に入って
論文をじゃんじゃん書くぞ!という夢も少なからずあります。
とはいっても家庭の事情もあるので
そうも簡単に学生を続けられないのですが
まだまだ楽しめる分野なので
しばらくは趣味として、文学をみつめていこうと思います。
研究という形で文学に接することができなくても
文学は私の一生の財産。
文学を学ぶ課程に
通教が絡んできたことは嬉しいことです。
主婦になった今でも、まだ可能性はある!
と思えることが嬉しいですね(^^)
みなさんも夢中になれる何かに出会えますように…