MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

絵本の読み聞かせの“MAYU CLUB” ~学校司書まゆみの絵本棚~ へようこそ!!

“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

聞き手の存在は大きい!

2014年02月11日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日は午前中、子ども達が夫と外に遊びに行っている間に
洗濯物を干しながら、おはなしを語る練習をしていました。(1)

目をつぶっておはなしの世界をイメージすると、だいぶ言葉が出てきます。
しかし、目を開けて語ると、いろいろなものが目に飛び込んでしまい
集中力に欠け、言葉が昨日(2)より出てきませんでした。

こうしてお話を語る練習をしていると
語り手にはかなりの集中力が必要とされることや
その日のコンディションの影響を受けることがわかります。

明日は娘とごっこ遊びをしている、お人形さんたちを聞き手に見立てて
おはなしを語る練習をし、気が散らないか試してみるつもりです。

おはなしの練習は集中力が必要なので
子どもがワイワイしている状態だと、今の私はとても練習できません・・・
なので、子ども達が帰ってきてからは、母親に戻り
ご飯を作ったり絵本を読んだりして過ごしました。

我が子の前だと、かなりリラックスして絵本なども読めるので
講座でおはなしを語るに、息子が目の前で聞き手になってくれたら
心強いのになぁと思いました。

といっても息子は学校があるので無理なのですが、心強い聞き手が前の前にいると
語り手は安心しておはなしを語れる気がします。

絵本の読み聞かせボラの時もそうですが
息子のクラスや知っている子のいるクラスだと
非常にリラックスして絵本を読むことができます。

けれど、その日に初めて出会った聞き手の人とも、絵本やおはなしを通じて
楽しい時間を過ごせたらいいな・・・と思いました!

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【注】

(1)最近おはなしを語るの練習をしている。過去ログ 「おはなしを新たに覚え始める」 参照。

(2)過去ログ 「おはなしの言葉が沸き出てきた!」 参照。

おはなしの言葉が沸き出てきた!

2014年02月10日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日は洗濯機を何回か回している間に
来週ストーリーテリング講座で語る予定の「鳥のみじい」のお話を
声に出して覚える練習をしていました。(1)

絵本のように絵がないので、お話の世界のイメージを
文章を手掛かりに自分の中で膨らませていきます。

もうお話の全体像はわかっているので
目をつぶってお話を世界をイメージしながら語り
思い出せないところで本を見て、言葉を確認をしたあとに
続きを読むことを何度も繰り返していました。

そのおかげでしょうか・・・テキストを見る頻度が減っていき

まとまった言葉が出てくる!なんだかお話の流れに乗れてきたような感じが・・・
今までと違う!!お話の言葉が沸き出てきている!!


といった、手ごたえの様なものを感じました。

まだ力の加減や語る速さなど、細かいところまで気が回っていませんが
この調子でコンスタントに練習を続ければ
来週の講座までには、語れるようになっている気がします。

文章を覚えるのが苦手な私の中から、言葉が沸き出てくるなどという体験は
今までしたことのない、貴重な体験です。

このままうまくいけばお話への苦手意識を、克服できるかもしれません。

今は自分を信じて、お話を信じて、コツコツ練習し続けようと思います。

息子がおはなしに興味を持っている今、一緒におはなしの世界を楽しみたい!!

ただ、それだけです。

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【注】

(1)過去ログ 「おはなしを新たに覚え始める」 参照。

日本の昔話をおはなしの本で読んでみて!

2014年02月07日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日はまだ病み上がり感がありましたが
以前から練習していた、鳥のみじいのおはなし(1)を久々に練習しました。

前回の練習から、10日近く間が空いてしまったので
もう自分の中からストーリーテリングのモードが抜けていましたが
声に出して読めば、お話の雰囲気を体が思い出すのではと思い
声に出して読んでいたところ、少し感覚が戻った感じです。

まだ本を見ないで語ることはできないのですが
今の段階で、うっすらとお話の全体を覚えてているので
後は言葉を消化して、自分のものにし、体にしみこませていこうと思います。

こうした作業は3年ぶりくらいなので、不安がないと言えば嘘になりますが
覚えられるんじゃないかという希望は持てているので
今日思い切って練習を再開したのは、私にとっていいきっかけになりました。

「おはなしのろうそくの愛蔵版」(2)を持っていますが
これはいろんな国のお話が混ざっているからか、どこか私はとっつきにくく
私は積極的に開きませんでした。

しかし、こぐま社の『子どもに語る日本の昔話』シリーズは日本の昔話だけなので
非常に読みやすく、パラパラめくって気になるお話を読んでいます。
小1の息子にその場で読んだりもします。

本を見ないで昔話を語れたら一番理想ですが、こうやって本を読みながらでも、
昔話を子どもに読むのは、なかなかいいなと思いました。

文章も簡潔で非常に聞きやすいので、お話を聞くのに慣れていなくても
わりと聞きやすいですし、語りが特別上手でなくても
親子間では十分楽しめると思います。

絵本の読み聞かせの習慣の中に「おはなし」という選択肢を入れて
少し変化をつけてみるのも楽しいかもしれません。

息子は図書館などでストーリーテラーの方が語るお話を聞いて育った子ではありませんが
こうした昔話は好きなようで、「おはなしのろうそくの愛蔵版」を
一人で熱心に読んでいる姿をときどき見かけます。

どちらかというと、本を一人で読むのが苦手な息子が
こうした本を手にとって読んでいるのは、おはなしの本が
「わかりやすい」「短い」「おもしろい」からではないかと想像しています。

一人で読んでいるからといって、これからも一人で読んでもらおうというのではなく
私が適度に息子へ読もうと思っています。

こうしたお話は、自力で読むより、読んでもらう方が
しみじみと面白さを味わえるので。

いいタイミングでストーリーテリングに再会できてよかったなぁと思いました。


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【注】

(1)過去ログ 「おはなしを新たに覚え始める」 や、ストーリーテリング(おはなし)のカテゴリー参照。

(2)東京子供図書館から出ている、おはなしを覚えるためのテキスト。愛蔵版はハードカバーなので、子どもが読み物としても楽しむことができる。

おはなしを新たに覚え始める

2014年01月21日 | ストーリーテリング(おはなし)
昨年末から月2回通っている
短期間のストーリーテリングの講座で
「鳥呑爺」というおはなしを語ろうと決めた私。

昨日、語るお話を『日本昔話百選』(1)がベースになっている「鳥呑爺」から
こぐま社の「鳥のみじい」(2)のテクストに変更したので
今日は何度も新しい「鳥のみじい」を声に出して読みました。

ただ文章を覚えるのでなく
おはなしをイメージしながら覚えるようにしています。

数年前に語った時は、絵本のテクストを引っ張ってきたので
絵本の絵を手掛かりに文章をを思い出していたのですが
今回は文章をベースにしうて自分の中で絵を描きます。

百選をベースにしていた時は、出てくる鳥はひょうきんな感じだったのが
こぐま社のだと、声のきれいな鳥に
おじいさんも面白いおじいさんでなく、やさしそうなおじいさんに変わりました。

確かに、こぐま社のテクストの方がお話の流れが自然なので
おはなしに身を任せて語れる感じがします。

おはなしを語ることは初心者ですが
何度か大人向けのおはなし会で、おはなしを聞いていたので
どんな風に語ると、聞き手が聞きやすいかはイメージできます。

おはなしを聞く経験をしてきてよかったと思える瞬間です。

とはいっても、おはなしを覚える作業は非常に孤独な作業なので
松岡享子さんの『お話を語る』(3)を読んで
子ども達の前で語れるようになろう!と、モチベーションを上げたりしています。

こんな風に、自分を励ましながらおはなしの練習をしているなんて
他の人からしたら「そんなことをしているの?!」
と笑われてしまいそうですが、私の場合、こうでもしないと覚えられないのです。

なので、ひたすら努力をする・・・これにつきます。

「学問に王道なし」

学生時代の恩師の言葉を思い出したのでした。

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【注】

(1)稲田浩二・稲田和子 編著 『日本昔話百選 改訂新版』 三省堂、2003年(改訂新版)。

(2)稲田和子・筒井悦子 著 「子どもに語る 日本の昔話2」 こぐま社、1995年。

(3)松岡享子 著『たのしいお話 お話を語る』 日本エディタースクール出版部、1994年。

思い切って語るテクストを変えようか?

2014年01月20日 | ストーリーテリング(おはなし)
ストーリーテリング練習再開!の続きです。


今日は私が尊敬するストーリーテラーの方とお会いすることができたので
自分が選んだ「鳥呑爺」のテクストをどう思うか相談に乗ってもらいました。

すると、

プリントの「鳥呑爺」は『日本昔話百選』(三省堂)のテクストがベースになっていること。
こぐま社の「鳥のみじい」の方が新しく、イメージがしやすく改良されている。

という情報をいただきました。


それでも私はプリントの「鳥呑爺」が、シンプルで覚えやすかったので
プリントの方を覚えようと思ったのですが、二つを再度読み比べてみたところ
少し疑問が生じてきたのです。

プリントの「鳥呑爺」は好きだけれど、余計な力が入りすぎてしまう。
こんなに力が入っていると、聞き手が聞きにくいのではないか?

3,4年前、初めてストーリーテリングの講座でおはなしを語ってみた時
力が入りすぎて、聞き手に聞きづらい思いをさせてしまったので
もっと力を抜いて語れないか?


当時、松居直さんが文を書いている『ももたろう』(福音館出版)のテクスト(文章)を覚えて
語ってみたのですが、力強い絵があることを前提とした文章だったため
非常に力の入った語りになってしまいました。

テクスト選びがどれだけ大事かを、痛感しているのだから
今回は変に力の入らないテクストを選んで
リラックスして語れるようにした方が、前回の二の枚を踏まないのではないか?


前回の語りは、私にとって必要な失敗だったと思っています。
あの失敗を通じて、私は絵本の読み聞かせとおはなしは大きく違うことを知りました。

今回こそ、テクストを慎重に選び、繰り返し練習し
子ども達の前で語れるようになりたいのです。

プリントの「鳥呑爺」は何度も繰り返し読み、少しずつ覚えてきたところでしたが、
息継ぎが少ししにくい点なども気になっていました。

ここは思い切ってこぐま社の「鳥のみじい」に変えて、1から練習をし直そうか・・・

確かに、こぐま社の「鳥のみじい」の方がこどもがお話の全体像を想像しやすいです。
区切りも多いので、その都度その都度頭の中で、内容が整理されるので
聞きやすいと思います。

私が覚えやすいテクストよりも、子ども達が想像しやすいテクストの方がいい。
どうせするなら、前回と違うことをしようじゃないか!


ということで、こぐま社の「鳥のみじい」への変更を前向きに検討し始めました。

絵本の読み聞かせでも、ボラでこれを読もうと決めていた絵本が
練習しているうちにイマイチだと感じるようになってくると
思い切ってやめることがあるのですが、それと似ています。

今日、尊敬するストーリーテラーの先輩と話せてよかったです。

語り手の語りやすさよりも、聞き手の聞きやすさに目を向けてみたところ
聞き手も語り手もリラックスできるテクストで読みたいと思えるようになりました。

その方は、自分が選んだテクストを自信をもって語りなさいとおっしゃっており
私が選んだテクストを否定したりはしていませんでしたが
話をしていたら、気づくことが出てきたのです。

こうやって勉強している方と話をすることは
多くの気づきを得るきっかけになるのだなと・・・

もしかしたら、娘の看病を頑張ったご褒美かも?!

などと勝手に思ってしまいました(笑)

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ストーリーテリングの練習再開!

2014年01月20日 | ストーリーテリング(おはなし)
先週頭に体調を崩した娘が元気になり
今日から保育園に通いだしました。

よって、1週間ばかり休んでいたストーリーテリング(おはなし)の勉強を
今日から再開することにし、早速「鳥呑爺(とりのみじい)」
というお話を二つ、声に出して読み比べていました。

ひとつはこぐま社から出ている『日本の昔話2』にはいっているもの。
もうひとつはストーリーテリングの講座でいただいたプリントに載っていたテクスト(文章)です。

こぐま社の「鳥のみじい」はとても読みやすくてよかったのですが
春のイメージが強く、語る季節が限定されてしまうかも?
と思い、講座で紹介していただいたテクストを選ぶことにしました。

以前にも、ほぼ標準語に直された「鳥呑じさ」のテクストと
プリントの「鳥呑爺」を比較をしたことがあったのですが
プリントのテクストの方がすっきりしており、プリントを選びました。

私の勘が正しいかはわかりません。
しかし、実際に声に出して読んで、こっちの方が子ども達と楽しめそうだな
と思ったのはプリントのテクストだったのです。

有名なテクスト(こぐま社の「鳥のみじい」)の方が素人が覚えるのには
いいのかもしれませんが、ここはあえて語る側の直感を大事にしてみようと思います。

このプリントの「鳥呑爺」は、ストーリーテラーの方が
語った時の印象が強く、その時の「鳥呑爺」のイメージから抜け出せるか?
私の「鳥呑爺」が語れるか?という意味ではかなりハードルが高いのですが
覚えながら、目の前に様子をイメージして、語る練習をしていきたいです。

我が子や学校の子供たちの目を見ながら
このお話を語って一緒に楽しみたい!


その気持ちだけがお話を覚える原動力です。
その夢がかなうよう、今はコツコツ練習をしていきたいと思います。

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ストーリーテリングの練習開始!

2014年01月09日 | ストーリーテリング(おはなし)
来週ストーリーテリング(以下おはなし)の講座に参加するので
講座で語る予定のおはなしを選び、練習を始めました。

選んだおはなしは「鳥呑爺(とりのみじい)」。
先生が語ってくれたおはなしで、とてもテンポがよく楽しかったので
子どもに語りたいなと思ったのがきっかけです。

おはなしを覚えるのは、まだ2回目と、まだまだ素人な私。
1回目に覚えたのはもう3,4年前で、そのおはなしは
語るのには不向きな話だと今になって思うので私の中で封印してしまいました。
なので、実質これが初めて語るために覚えるおはなしです。

子どもが帰宅する前に、声に出して何度か読んでいたのですが
やっぱり覚えるのは苦手で、1,2行何度も繰り返し覚えたはずなのに
娘を保育園に迎えに行くときにはすっかり忘れてしまっていました・・・

しかし、おはなしの昔話はわらべうたのような感じで
繰り返しが多く内容も単純なので、創作よりとっつきやすい感じがします。


最近娘に子守唄を何度もリクエストされているからか
もう何曲かは本を見ないで歌えるようになったので
眠りに入る子どもを、歌で包んであげられるようになりました。

おはなしもきっと、本を見ないで語れるようになったら
おはなしで子どものことを包んであげられるようになると思います。

覚えては忘れ、覚えては忘れの繰り返しが続くでしょうが
語れるようになったら楽しいだろうなぁという気持ちが
今回は勝るような気がするので
このモチベーションを保っていきたいです。

気軽に語ってみる?即興で作ったおはなし

2014年01月05日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日は湯船に入った時、息子と二人になったので
久し振りに私が作ったおはなしを息子に語りました。

おはなしなんて言うと「何のお話を語ったの?」
と聞かれそうですが、ストーリーテリングのおはなしではなく
私が「即興」で作ったお話なので、かなり支離滅裂なストーリーです。

なのでそんな話をするに「語る」と言う表現を使うのは思うのですが
ここではあえて「語る」という言葉を使ってみます。

これは息子が3歳くらいから寝る前などに語っていたのですが
息子を主人公にして、その日にあったこと、楽しかったことなど
どれがいいか息子に聞き、選んでもらいます。

昔から寝る前の絵本のあとに語るのですが
このおはなしをしだすと、息子が寝るどころか元気になってしまい
「次は○○のおはなしをして!!」とよく言われ
全く寝てもらえなかったのを思い出します。

今日はじいじの話をリクエストされたので
じいじがどれだけ息子のことが大好きかという話を語ってみました。

最初は「2,3分でいいから」と言っていたのに
語り出すと夢中になって10分以上聞いています。
しかも、聞く様子はとても嬉しそうで、
おはなしの間に「それちがうよ!」など、ツッコミを入れてきます。

おはなしを終えると「次はばあばのおはなし!」と言ってきたので
とっても楽しかったのが伝わってきました。

こんな思いつきの適当な話をしてしまっていいのか?

と、一時期考えたことがありました。

しかし、母親が作った話というのは、子どもにとって嬉しいものであり
下手でも手作りというのは、子どもに伝わるものがあるのではないかと思ったので
絵本の読み聞かせなどと併用して語ってきました。

ちなみに、オーバーリアクションで語るよりも、落ち着いて語る方が
おはなしの内容がこどもの心に届きやすいです。


覚えるタイプのおはなしだと、覚えていない場合は
本を見ないと語れませんが
即興で作ったおはなしは、布団の中に入っていても
部屋が真っ暗でも語ることができます。

私は覚えることへの苦手意識が強く、語りを子育てに取り入れられませんでしたが
即興のおはなしは思いつきで話せたので、敷居が低く
おはなしと私の距離を縮めてくれるのに一役かってくれました。
なので、即興のお話はありだと思います。
語り手(親)の愛が詰まっていますし、愛情にあふれた話が多いからです。

今日はそうした即興のおはなしを子どもに語ったあとに

『おはなしのろうそく』に入っているようはおはなしを
何も見ないで語れるようになりたいなぁ


と思いました。
あの話をお風呂場とかで気軽に息子に話せたら
どんなに楽しいだろうと想像していたのです。

おはなしというと、覚えるのが難しそうと思いがちですが
「このおはなしを語ってみたい!喜んでもらいたい!」
と思える相手がいると、頑張って覚えたいと思えたりします。

「いくら語りたくても、私にはおはなしを覚えるのなんて無理!」
と思う人は、即興でいいので、私のようにお子さんが主人公のおはなしを
作ってみてはどうでしょう?

その日の楽しかったことなどを、子どもと振り返るのは楽しいものです。

息子にお風呂場でお話を語るなんて、もうあと1年もなさそうな気がするので
このかけがえのない時間を、息子と一緒に楽しみたいと思います。

ストーリーテリング講座に参加

2013年12月19日 | ストーリーテリング(おはなし)
年の瀬で何かと忙しいのですが
先日ストーリー手リングの講座を受けたので
忘れないうちに感想等を書いておきたいと思います。

私が初めてストーリーテリングに出合ったのは
八洲学園大学で司書の資格を取り始めたころ
確か、今小1の息子が2,3歳の頃だったと記憶しております。

高鷲志子先生の「児童サービス論」のWEB授業を受講していた時
先生が「おいしいおかゆ」や「エパミナンダス」のおはなしを語ってくださいました。

なので、私は30代になってから「おはなし」というものを初めて知ったのです。
初めてお話を聞いた時は、まだおはなし慣れしておらず
頭におはなしが入ってくる前に、どんどん話をしていってしまうため
おはなしをゆっくり味わう余裕がなかったのです。

しかし、おはなしに慣れてくると
おはなしを聞く余裕が出てきて、頭の中でもおはなしの世界を
イメージすることができるようになってきました。

それから1年後くらいに、地元でストーリーテリング(おはなし)の講座があったため
申し込み、数回受講をしたのですが、覚えることがストレスになってしまい
最後まで受講したものの、ストーリーテリングは自分には合わないと思い
おはなしと距離を置くことになりました。

それから下の子の妊娠や出産があり、ストーリーテリングと関わる機会が
あまりなかったのですが、地域で絵本の活動をしている方が
おはなしを語る人だったので、下の子を預けられるようになってからは
おはなし会などに足を運び、聞く側としてお話を楽しんでいました。

上の子も小学生になったので、そろそろお話を語ってみたいな・・・
でも覚えるのはストレスになるから私には合っていないし・・・

と思い悩んでいたところ、おはなしの入門講座があることを教えてもらい、
受講しよう!と思い、先日参加してきました。


講座に参加した感想ですが、おはなしはテクスト(文章)をかなり掘り下げて読むので
文学研究をしてきた私からすると非常に魅力的な作業です。

実際語ってくださったストーリーテラーの方はとっても素敵で
絵も何もないのに、その場で先生がおはなしを語り始めると
おはなしの世界の絵がはっきりと見え
それは絵本の絵よりも豊かな絵で、とても暖かな世界でした。

なので、ものすごくおはなしに興味があるのですが、
小さい頃、ピアノの発表会で頭が真っ白になって
暗譜した曲をすべて忘れてしまった経験がトラウマになり
何も見ないで語ることに自信がないことを先生に相談しました。

先生からは

「それは乗り越えるべき壁」

といったアドバイスをいただき、私は妙に納得してしまいました。

私自身、過去の大失敗をずっと引きずっており、それが怖くて
おはなしに近づくことができませんでした。

けれど、興味はあるんです。
興味はあるのに、その過去のトラウマが邪魔をして
おはなしをやる勇気が持てませんでした。

当時は司書の勉強をしたり、下の子の妊娠出産などもあり
時間的な余裕がなかったのもありますが
今は少し余裕が生まれ、上の子もおはなしに関心を持つようになったので
今ならできるかも?
と、少し思えるようになってきました。

自分の心に嘘をついて、無理しておはなしを覚えようとは思いません。
けれど、本を見ないで子供に話してみたいという気持ちが強くなってきたので
今回、1つでもおはなしを覚えて語れるようになれたら・・・と思っています。

絵本の読み聞かせが好きな私ですが
ストーリーテリング(おはなし)には、絵本の読み聞かせにはない魅力があります。

私はトラウマを乗り越えて、おはなしを語れるようになれるのでしょうか?

その後のことはまだ決めていませんが
やってみたいと思ったら、続けてみようと思いますし
まだちょっと厳しいかも?と思ったら
無理のない範囲でお話を聞いたりして楽しもうと思います。

大人が楽しむおはなし会へ

2013年11月07日 | ストーリーテリング(おはなし)
いつもお世話になっている方がおはなし会でおはなしを語る日だったので、
体がきつかったものの、足を運びました。

おはなしは、絵本の読み聞かせとは異なり
語り手が語る昔話などを覚え、本などを見ずに、そのまま聞き手を見ながら語ります。
今日足を運んだのは子供相手でなく、大人相手のおはなし会です。

5分くらいの短いお話もあれば、20分以上もかかるお話もあります。
今日のプログラムは短いものも長いものも複数あり、かなりのボリュームでした。

いやぁ・・・すごいです!!

始めておとなの方の前でおはなしを語る人もいたのに
とっても上手で「本当に初めて?!」と思ってしまいましたし
ベテランの方は相変わらず、とても長い話をいい雰囲気で語ってくださいました。

私は数年前、おはなしを語る初心者講座に参加したことがあったのですが
そこでお会いした方が、今もおはなしを続けていて
とても上手になっていたのに驚きました。

私はおはなしでなく、絵本の読み聞かせや司書の勉強に専念していましたが
彼女はコツコツと練習を続けたので、あんなに上手になったのだなと思いました。
のん気にしていた私は置いていかれてしまった気分です・・・

その頃の私はおはなしを覚えることに、
プレッシャーやストレスを感じていたので、おはなしと距離を置いていました。
いつかストレスを感じずに、語れる日が来るかもと思いながら・・・

今はまだ「おはなしを語るなんて、とてもとても・・・」

という気持ちなのですが、いつかは語れるようになりたいです。
今度初心者講座があるようなので、数年ぶりに参加する予定です。
そうした初心者講座なら、できない自分を思いっきりさらけ出せると思うので。


私は圧倒的に人前での経験が足りないです。
絵本の読み聞かせに関しても・・・

そういう意味では小学校での読み聞かせボラはいい経験になっています。
まだまだ基本がなっていないのは否めませんが、度胸はついてきました。


「学問に王道なし」

院生時代、お世話になった指導教授の座右の銘でした。
今もくじけそうになった時、思い出す言葉です。

コツコツ練習をし、コツコツ経験を積んでいこうと思います。

ストーリーテリング

2009年12月07日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日ストーリーテリングという、人前で何も見ないで
お話を語ることをやってきました。

ずっと緊張していて、終わって自宅に帰った今もまだ緊張感が残っています。

毎日毎日レポートの合間に練習をしていたからか
走り続けていて、完走したのに
まだ息がはぁはぁいっているような感じです。

今夜から情報関係のレポートにかかります。
正直苦手で、未だによく課題がつかめてないんです。
大丈夫かなぁ・・・と不安に思う点はありますが
なんとかこなしていきたいと思います。

絵本講師のレポートも結構時間が掛かりそうなので
大掃除も年賀状を出し終わってからになりそうです。

子どものストレスがたまってきたようなので
一緒にいるときはレポートのことは忘れて遊ぼうと思います。

今日の発表まで、よく練習したなと自分で思います。
まだまだで、反省点もたくさんありましたが
覚えて語ったことに意味がありました。

自分に「お疲れさま」と言ってあげたいです。