研究発表が終わった・・・ 2002年07月02日 | 大学院修士1年(通学) 先日、研究発表会が終わりました。 これが終わるまで、正直精神的に苦痛で 論はうまくたれることができないしと辛くて仕方ありませんでした。 けれど好きな一葉のことだったので、続けることができたのかなぁと・・・ 一葉の『裏紫』を扱ったけれど、主人公を型にはめすぎました。 これは書いたあとに思い、どうしようと悩んでいましたが とりあえずまとめたものをきちんと発表しようと 以前失敗したプレゼンのやり方の練習をしました。 与えられた時間内にきちんと読めるか。 テクストと自分の文章の違いを声でわかるようにしたくて 少しテクストにある台詞を感情を込めて読んでみたりもしました。 これは私のオリジナルで 今回は論の内容がちょっと。。。ということもあったので、 じゃあせめて発表なのだから、自分の特徴(声が大きい)を生かして なにか出来ないかと思い、朗読を意識的にしてみました。 何度か練習したので、当日はあまり緊張しないで発表ができましたが それでもなれない質問にあたふたしてしまいました。 けれど今後の目標ができたので 本当に発表をしてよかったなと思いました。 反省点は下記のとおり。 今後の課題としたいです。 ・『新文壇』に載った〈上〉と未定稿〈中〉と扱い方を一緒にしている。 ・「賢い」と「姦通」はどうつながるのか? ・「賢い」よりも「こざかしい」に近いのでは? ・なぜ姦通物語を描いたのか?なぜ未完なのか? ・長谷川論に順ずるならば、長谷川論では未定稿と完成稿はどういった論じ方をしているかをチェック ・思い込みすぎない、柔軟な見方を! 上記は私の弱点。今後の課題にしていきたいです。 今回は終わったあと、自己嫌悪に陥らず 今の自分を表現することができたところではマルかな? と思いました。 ステップアップを少しずつでもいいからしていきたいです。