今日は仕事の話です。
連日、学校の図書便りを作成し、疲れています・・・
けれど、図書便りなどの文章をゼロから書くことに抵抗がないので、
こういうとき、昔から文章を書いていてよかったと、つくづく思います。
司書資格を取得するときに、図書便りの書き方の勉強はしなかったですし、
実際現場に出て初めてやることが、ものすごく多い仕事です。
センスが問われることが多いので、現場では、
勉強したことや人生経験は無駄にならないと思います。
司書は本の貸し出しと返却だけしているわけでなく、
新しく購入する本の選書や発注、図書担当の先生との打ち合わせ、図書便り作成、図書委員会のサポート、
授業で使う資料収集、授業支援、オリエンテーション、レクチャー、ブックトーク、書架整理、本の展示、館内装飾、
小学校だと図書の時間に絵本の読み聞かせなど、とにかくいろいろな種類の仕事をこなします。
図書館に関することはすべて司書がやっていると言っても過言ではありません。
家にいるときも、生徒におすすめする本を読んでいたりと、日々勉強の毎日です。
最近スーパーなどで見られる、レジ前の透明シートなどの間仕切りも、
学校に合った透明なゴミ袋などや、図書館準備室にあった廃材を利用して、自分で作ります。
長時間生徒が図書館に滞在しないよう、すぐに本を手に取れるような展示などをしていると、
子供が小さいときに、自宅の絵本リビングで絵本の展示方法をあれこれ実践していた経験が、とても役に立っています。
5月まで学校が休校でしたが、6月から学校が再開したので
新型コロナウイルス予防対策として、図書館内でソーシャルディスタンスを保つことや、
入館前の手洗いやマスク着用など、利用方法の変更などを図書便りにまとめ、図書担当の先生に読んでもらいました。
図書館を利用している生徒たちや、図書館内で働く図書委員が密にならないようにするには
どうしたらいいか、図書担当の先生と話し合い、具体策をみつけていったりも・・・
返却された本は消毒するため、今までとは違う返却方法になります。
生徒数の多い学校なので、本の消毒も大変です。
本の返却はカウンターでなく、ブックポスト(段ボールで作ったもの)にしてもらい、
2日間放置したあとに消毒をして、1日乾かしてから、書架へ戻します。
今は、生徒への貸し出しはまだ行っていないので、
先生方が借りた本だけを消毒していますが、もう少しすると、生徒が借りた本がたくさん戻ってくるので、
消毒作業は忙しくなりそうです。
図書館が数日後、完全に開館したらもっと忙しくなるでしょうし、
その頃には新入生に、図書館の利用の仕方のオリエンテーションもしなければなりません。
閲覧席や、図書館内のいたるところの消毒もあるので、気が遠くなりそうですが、
優先順位を考えて、少しずつ準備を進めていきたいと思います。
生徒達が当たり前のように学校へ行き、当たり前のように図書館が利用できるように・・・
【今日(昨日)読んだ本】
中川李枝子 作 / 大村百合子 絵 / 子どもの本研究会編集 『いやいやえん』 福音館書店、1962年。
「娘が寝る前に持ってきた児童書。保育園でのお話だが、小学校低学年の子が読んでもらってもたほしい本」
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