雨に消えた夢・昭和49年夏4-作:平舘俊弥(S50) 2016年09月09日 | 白堊野球物語 ◆雨にけむる市営球場② 9回までのスコアを見ておこう。 一高 101000000 2 花泉 010100000 2 試合途中から振り出した雨が本降りとなり盛岡市営球場全体に重くのしかかり、一高選手の純白のユニフォームもすでに黒く汚れここまでの試合展開を物語る。 10回裏花泉の攻撃は走者二塁。 一打サヨナラの最大のピンチ。 私はつぶやく。 「優勝候補の一高がここで負けるわけがない。」 さあ、エース千葉愛一郎、渾身のストレート勝負だ。