白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

白堊・市営球場物語1-作:根子吉人(S56)

2016年09月16日 | 白堊野球物語
◆忘れられない市営球場での熱戦  その1

1.昭和51年夏 県大会準々決勝 (小生 中2)
   本校 0-3 高田
前年の決勝と似た試合展開でした。春の県大会で7-1と快勝した宿敵高田高校との再戦。しかし、前半押しに押しながら決定打がでず、8回表の1チャンスの3点に泣くことになりました。う~、思い出すと悔しい。

2.昭和52年夏 県大会3回戦  (小生 中3)
   本校 8-6 岩泉
川村祥平監督(当時)率いる相手校の気迫溢れるプレーで一時2-5とリードされるも、集中打で逆転。3年連続の準々決勝へ駒を進めることとなりました。試合中は先生のことは存知上げず、まさかと思いましたがなんとか辛勝。これは本年の県大会2回戦に連なるものだったのですね。(先生は現校長、千葉監督も同窓)

【注】文章は2005年6月時点のものです。

白堊・市営球場物語2-作:根子吉人(S56)

2016年09月14日 | 白堊野球物語
【注】文章は2005年6月時点のものです。

市営球場は9年も行ってません。が、歴史的建築物だと思いますし、いくつか好きなところがあります。
1.選手が近くでプレー
  顔が見えます。臨場感溢れます。
2.応援がいい
  近くでプレーしているので、応援で相手校を押せます。押し出し四球で勝ち越し点あげたこと2回。またスコアボードとその後ろの山に反響して、音響効果抜群です。
3.学校から近い
  三割(みつわり)より近くて便利。また公式に二高の前を通れる。

岩手の野球の歴史をつくった舞台ですから、なくなると寂しいですね。総合的に岩手県営>>注目の宮城県営>盛岡市営ではありますが・・・

雨に消えた夢・昭和49年夏<完>-作:平舘俊弥(S50)

2016年09月12日 | 白堊野球物語
◆一高まさかの延長サヨナラ負け②

いつの間にか、雨の市営球場に鳴り響く試合終了のサイレン。
それでも私は敗戦が信じられない。
スコアボードを見る。
雨にかすんでよく見えない。

盛一 1010000000 2
花泉 0101000001 3

千葉の背番号と重なり合って「1」がかすかに見えた。
「ほんとか一高が負けたの。嘘だろう。」
「信じられん。信じたくない。」
降り続く雨の中、泣きながら引きつる声で敗戦歌を謳う。
「俺が一高生として野球を見ることはもうないんだな。」
そう思ったら、また涙が流れた。

この敗戦が同年秋の優勝、翌年夏の決勝進出につながるのであった。

<完>

なお、佐藤泰久先輩より資料の協力を頂きました。ありがとうございました。

雨に消えた夢・昭和49年夏5-作:平舘俊弥(S50)

2016年09月10日 | 白堊野球物語
◆一高まさかの延長サヨナラ負け①

千葉の鋭い切れのストレートを花泉選手のバットが捉た。
打球は緩やかな弧を描きセンター平原光彦の頭上を襲う。
平原必死の形相で背走、背走。
「バックだ、バック、バック」
「取ってくれ、取ってくれ」
後退する平原の足がゆっくりになる。
そして、止まった。
「うそだろ」
真っ白なボールが緑濃い芝生に落ちた瞬間だ。
平原が首うなだれて、腰に手をあてる。
そして、ゆっくりと振り向く。

「まさか」