まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

2015国勢調査の結果

2016年03月09日 | 日記

新聞をみていたら、昨秋、Webでポチポチクリックして提出した2015年国勢調査の結果がのっていました。

日本の人口は、2010年の調査から94万7千人減少し、調査以来初めて、減少局面に入ったという切実な情報でした。

『94万人』なんて言われても、想像もできない数。
調べてみたら、”おらげん千葉県の首都”、千葉市が96万人くらいのようです。

福島の原発被害の町のように、この5年間で、千葉市から人が消えてしまった状況。これなら、なんども福島を訪ねたこともあり、実感がもてます。

被災間もないころバイクで訪ねた福島は、やせ細った家畜たちがうつろな目で歩き、夕方になっても、どこも電気がつかない街がありました。命の温もりがない空間は、こんなに怖い世界なのかと実感したのを覚えています。音もしない、家の電気も点かない。誰もいない農道で信号機だけが点滅している。怖かったです。

ずっとこのペースで人口が減っていくわけではないとは思うけれど、5年ごとに、日本から政令指定都市が一つずつ消えていく。

少子高齢化なんていう言葉を毎日のように耳にしますが、具体的にイメージしてみると、すごいことになっていますね。

これからは、老いも若きも、できることはしっかりやって支えあわなと、酷いことになってしまうかもしれない。

総理のいう、『一億総活躍社会』、中身はよくわかりませんが、方向性は間違っていないのかも。

 

コメント (2)
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