まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

ちょっとほっとしました

2016年07月14日 | 日記

新聞をなにげなく眺めたら、1面に『天皇生前退位の意向』の見出しが目に入りました。宮内庁は事実を否定しているようですが、おそらく元気なうちに、生前退位して次世代に道を譲りたいというお気持ちは、ほんとうなんだろうと感じます。

地位や権力を持つと、しがみついてでもその立場に固執しようとする人が多い中、ご自身が果たしてきた役割、今の健康状態、これからの皇室などを冷静に判断されての発言なのでしょう。
皇太子さんも56歳とか。125代今上天皇が即位した年ごろになっています。

調べてみたら、歴代天皇では、約半数が生前退位しており、最期に生前退位したのは、1817年に退位した光格天皇(明治天皇の祖祖父)のようです。

過去の生前退位の中には、政略的なものもあったのでしょうから、ご自身の出処進退をご自分のことばで語られた今上天皇のはなしとはだいぶ違うかな、とも思います。

今朝はこのニュースに接し、日本人、まだまだすてたもんじゃないと、ちょっとほっとしました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする