まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

認知行動療法という話しに、なるほど!

2016年11月09日 | 読経の日々

先日NHK R1の朝のラジオで、認知行動療法という精神療法(心理療法)があることを知りました。

物事を認知して、判断した結果、怒り、不安、ひがみ、妬み、貪りなどの感情が生まれる。

物事を認知するということ、結果としての感情は変えることはできないけれど、人は判断の基準は変えられるわけで、自分を苦しめるような感情がおこらないような基準を持てばラクに生きられる、そんな内容でした。

ここ数年、生き方の基準としての仏教に興味があって、入門のお経の内容を考えてみたりして時間を過ごしていますが、仏教の教えというのは、認知行動療法でいう判断基準だなぁ、なるほど、なるほど、とひとり納得したしだいです。

大きな時の流れの中に自分を感じ、他人との比較でない自分の生き方、時間の過ごし方を自覚できれば、ほとんどのことは、仕方がないとおさめられる。怒り、不安、ひがみ、妬みで自分を苦しめても、何も変わらないのが時の流れのようにも思います。

宗教というものは、集団をつくって、なんだかうさんくさいというイメージをずっと持ってきましたが、どうも間違っていたようです。

私の一人仏教も、IRIBできくコーランの教えやキリスト教系の短波ラジオできくお話も、きく耳をもってきけば、根は同じようで、素直に耳に入ってきます。

同じものを認知するなら、気持ちがラクな方がいいですよね。



 

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