11月22日5:59に福島県沖で発生したM7.3・震度5弱の地震をきっかけに、昨日はNHKラジオ電波網の雑感を書きましたが、今日はアルバイト先で作業をしながら原発について考えていました。
近頃の動きは原発再稼働に向かっているようだけど、ほんとうに大丈夫かなぁ。二度と福島のようなことはないんだろうなぁ。
原発設備は、地震そのものへの耐性はたぶんだいじょうぶなのでしょう。
福島だって、”想定外の津波”がなければ人類史上空前の原発事故にはならず、太平洋側の広域で、史上繰り返されている大きな天災、不幸な出来事であってもそこに住むものたちが受け入れていかなければならない出来事だったのかもしれません。
原発は運転していなくても、核はそこにある。運転していないから『安全』ではなく、核は全国にある。天災は想定をしばしば超えます。
既にあるものを維持費をかけながら、運転していないから『安全』と信奉して生きていくより、あるものを安全に燃やし切るという考え方で、電気を得るのが現実的かもしれない。そんなふうにも思います。
今を生きるために、少しでも利を得たい、これはだれも否定できないです。でも、再稼働して事故なく数十年が過ぎれば、福島の原発被災者の思いなどきっと消えてしまうでしょう。
ごまめが歯ぎしりをしたところでなんのことはないのですが、世の中はほんと、魔物のうごめく世界ですね。