まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

ゆるやかに、いい方向にいったらいいな!

2016年11月25日 | 日記

今朝のラジオで、農協改革が骨抜きにされたという話題が流れていました。

『既得権益』、これを組み替えて、常に適正な競争状態を保つのは、日本のような政治制度では難しいことのようです。
逆に言えば、極端な独裁的なことができないルールであり、激変しない安定した社会を維持する知恵なのかもしれませんが。

お米や野菜を直販やインターネット通販する自立的な農家も増えてきましたが、一般には、生産農家→JA→卸売市場→仲卸業者→小売店(スーパーマーケット、八百屋さん)を経て私たちの食卓にのぼるのだと思います。

農家が直接販売する場合を除き、値段は生産農家がコスト等を計算し自由に決められるわけではありません。

今朝のラジオでも、農家の手取りは、市販価格の半分くらいで、残りは流通コストだという話をしていました。

近所にお米農家が多いので話を聞く機会がありますが、60kg1万円くらいでJAに出荷しているとのこと。小売店に並んでいるのを60kg換算すると2万円以上です。

市販価格の半分の農家の手取りで、農機具、肥料、農業資材等を農協から買うのでしょう。
定年を機に、本格的に家の農業を始めた地域の先輩が、「今の百姓は、麻薬性のものがある。やってもやっても農協の支払いばかりだ」と笑っていました。

ラジオによると、農協組織は本来の農業組織というより、JAバンク、JA共済で稼いでいるのだとか。

なんだか、郵便局と似ていますね。

『郵便』は、時代に合わせて変わっていかなくてはいけないのに、郵政民営化は何だったんだろう?という現状。
実態は、ゆうちょ銀行、かんぽ生命で凌いでいるらしい。

JR、JTは、企業として自立している感じがします。

JP、JAさん、どうか第2のJALになりませんように!

こんなに大きな組織がずっこけたら、また国費が投入され、またまた年金減額間違いなし!
元々国策でつくられた電力会社も、原発の失敗をどうやって庶民に付け回すか、虎視眈々と検討している感じ。

あたしの早期退職の原資は、ここまで想定していません

コメント
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