まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

国防に対する温度差

2017年09月11日 | 日記
KBS WORLDを聞く関係でHPを見ることも多いが、9月9日付で、「韓国も核兵器を保有すべき」韓国人の6割(http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Dm_detail.htm?No=65028&id=Dm)、との世論調査結果がニュースになっていた。
 
保有すべき=60%
 50代以上は80%以上が賛成
保有すべきでない=35%
 20代は、57%が核保有に反対
 
年代別の意識の違いがはっきりしており、1950年代の朝鮮戦争を経験した、または親世代が経験し語り継がれた世代の危機意識は高く、自分たちの生活の前提に当たり前に平和があると思っている世代は話せばわかる的な意識のようだ。
 
この夏にTVでみた韓国の高校生のインタビューで、戦争は嫌だけれれどもし攻められれば戦うと言っていたのを思い出した。
そのとき、日本の高校生は戦争にはいかないと言っていたように思う。
 
日本はどうなんだろう。
私はどうなんだろう。
 
韓国の20代の意識のように、私の生活の前提には平和が当たり前にある。
そして、戦争が起きても戦う意思はない。
 
相手がするから自分もするという方法だけで平和が守れるとは思わないが、話の通じない相手に対話しましょうと語りかけても道は開けるのだろうか。
 
地続きの隣国と休戦状態にある韓国と平和憲法で守られた島国日本では、その距離以上に意識は離れているように感じた。

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<今日は何の日>
2001(平成13)年の今日、米国同時多発テロ事件が発生しました。
 
あれはまさしく戦争でしたが、ニューヨークの国際貿易センタービルに2機の旅客機が激突した映像を、映画のシーンを見るような感覚で見ていたように思います。
 
正直今でもたくさんの人が血を流し亡くなったり傷ついたりという状況に対する実感が持てません。
これはある意味幸せなことなのですが、平和ボケと言われても仕方がない状態なのかもしれませんね。
 
コメント
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