まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

伊藤左千夫父の辞世の句

2017年09月15日 | 関東ふれあいの道(千葉)ひとりウォーク
先日、関東ふれあいのみち、『伊藤左千夫のみち』を歩いてきた。
 
ウォーキングとは別に、伊藤左千夫の短歌やお父さんの辞世の句が印象に残った。
 
久々に家帰り見て故さとの今見る目には岡も河もよし
(JR成東駅前の碑)
 
牛飼が歌よむ時に世の中の新しき歌大いに起る
(生家に立つ碑)
 
あら楽し冥土の旅は花盛り
(伊藤家の墓碑:お父さんの辞世の句)
 
せわしなく生きていたころは、こういう碑があっても単なる風景としか認識できなかったが、今はどれもその気持ちを感じられる。
 
特に、お父さんの辞世の句は私的には絶品だ。

質素でも心豊かな時間を送り、こんな気持ちで終われたら最高の人生だと思う。
 
ウォーキングはいつものとおり、迷子の迷子のおじいちゃんで、散々歩いてきた。
 
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<今日は何の日>
1600(慶長5)年の今日、関ケ原の戦いが起こりました。
 
戦争は繰り返されているわけですが、この頃の戦いは人と人の肉弾戦。悲惨ではあっても血の温かさがあったのではないでしょうか。
 
今は殺虫剤でハエをしとめるような、一方的で広範囲な瞬間の殺傷で、人殺しでしかないように感じます。
 
将軍様のロケット弾が、天下分け目の戦いに発展しないことを祈るばかりです。
 
コメント
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