寒波がやってきて、連日寒い。
年の瀬、正月といったって、毎日が繰り返されるのには何も変わりがないのだけれど、節目として、シルバーバイトのない日は、鼻水を垂らしながら、宅内の竹藪の手入や、庭木の整枝作業に追われている。
竹藪の整理も一段落し、紅梅の整枝を行った。
ふと見ると、三十年近く前に知人がくれた桜の苗木が立派に定着し、枝が屋根に被さってきそうな勢いだ。
桜は不用意に切ると枯れこむ。これも、サラリーマンを辞めて初めて知ったことだが、「桜切るバカ、梅切らぬバカ」、どうせバカなんだから、切っちまえ!と思い切りバッサリやった。
すっきりした。
樹木はほっておけばどんどん大きくなり、手に負えなくなる。
めんどくさい。
めんどくさい。
でも、木には思い入れもある。
三十年近く前に1m足らずの苗木が今は大木になった。
梅は咲いたか、桜はまだかいな。
毎年春には、淡いピンクの桜吹雪。元気をくれる。
この木は私の人生の時間でもあるのだ。
切り口に、癒合剤のトップジンを刷り込んであげた。
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<今日は何の日>
1868(明治元)年の今日、榎本武揚らが蝦夷地を占領し、五稜郭を本営としました。
<今日は何の日>
1868(明治元)年の今日、榎本武揚らが蝦夷地を占領し、五稜郭を本営としました。
寒い寒いこの時期、その時時代は動いた!だったんですね。
前年に大政奉還されたにも関わらず、なぜ殺し合いを続けたのでしょうか。
人って、そもそもが残忍で、いつも自分が一番正しくて、自分が一番偉い。
そうとう悪人な生き物なのかもしれませんね。
健全な道徳心とか宗教心とか、現実とは対局にあるものが実は大切で、それが人類のバランスをとっているのかもしれない。そんなふうに思ったりします。