まがりかどの先に

まがりかどの先にはきっと良いことがあると信じ、目の前の人生の小路をてくてく歩き続ける日々の雑記です。

もう少し働く日々を目指して、再びバイト探し

2018年05月16日 | バイト探し
「光陰は矢よりもすみやかなり、身命は露よりも脆し」というけれど、幸いに命は繋がれ、主夫の生活も丸四年が過ぎようとしている。早期退職の一つの目的、来年三月のカミさんの定年がかなり具体的に見えてきた。
やれやれという気持ちもあるが、実はこれからが大変なんだろうと思っている。
 
カミさんのような仕事軸足人間は、再任用を受けてできるだけ長く組織の中で過ごした方がよいと思うが、今の立場や再任用後の処遇を考えると、「周りの人もやりにくいんじゃないかな」と珍しく弱気発言が聞こえてくる。
 
「長い間ご苦労さん」で、退職後しばらく遊んでいるのもいいとは思うけれど、家に二人家事労働者はいらない。
 
若いころ思うところがあって家庭を作ったのだけれど、子どもたちの手が離れた三十代後半以降は、お互いの会社で過ごした時間が、家庭での夫婦の共有時間より圧倒的に長くなった。

相手を否定する気はないが、”似て非なるもの”胴体一つ、頭は二つというのが今の状態だと思う。助け合える部分はそうするとして、あまり干渉しせず、つかず離れず、が円満の秘訣かと思う(笑)。
 
早期退職当初から、カミさんが組織を離れた60代初めはもう少し働こうと考えてきた。
 
もちろん、正社員とか、フルタイム雇用を探し、大半の時間を仕事に縛られる生活に戻る気持ちはさらさらない。
 
無所属生活にもすっかり慣れた。地位も名誉も信用もないが、面白半分に過ごす時間はたくさんある。遊びのお金以外の不自由を感じない無敵のジイサンマン(笑)になった今、無所属のまま、時間を有効に使える仕事を探してみたいのだ。
 
現在のアルバイト+αでWワークにするか、新規に短時間でも毎日作業があるバイトを探すか、継続して続けられる適当なボランティアなどがあれば、それでもいい。
 
組織にステイタスを感じる人は、定年→再雇用で残るのが、仕事(収入)的には最も安定する。最近は、70歳くらいまで同じ会社で頑張る人もいる。
 
でも、みな、そうはいかない事情もある。
 
縛られたり、柵(しがらみ)を苦痛に感じる人(あっ、おらか)もいる。

組織を離れた60代の仕事は、あるようでなかなかない。選り好みをしたらほぼないが、托鉢に出るつもりで、何でもよければ、田舎でも、国民年金くらいの収入が得られる仕事はないことはない。
 
元気で働ければ何とかなっていくし、病気になったら最期は家族とか行政とか、周囲に少し迷惑をかけるけれど、それでおしまい。死んでしまったら、ひどいことを言われてもきこえないから、全然問題なし。今を一生懸命生きればいい。
 
お金は、稼ぎより、使い方!
まあ、この秋口あたりから実際に働いてみるつもりで、気長に探してみたい。
 
Webの求人サイトを久々にながめてみたら、近隣の中核街で派遣の募集があったので、派遣というものに、初めて登録してみた。
今すぐ使う気はないけれど、どんなものか、現実を覗くだけでも楽しい。
 
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<今日は何の日>
今日は、日本旅のペンクラブが1988(昭和63)年に制定した『旅の日』だそうです。
 
1689(元禄2)年の今日、松尾芭蕉が「奥の細道」への一歩を踏み出した日を記念して旅のあり方を考え直そうという主旨だとか。
 
 
6年ほど前にバイクツーリング行った飯坂温泉駅前の芭蕉さんの銅像。この記事を書きながら、旅を振り返りました。震災の爪痕も残り、とても熱い湯だった記憶があります。
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