昨秋千葉県でおこったような風水害が、今、九州、信州あたりで起こっているらしい。
昨年のブログにも書いたけれど、千葉県には県境を除き大きな河川はない。
それでも茂原市周辺などに死傷者を含む、大きな被害がでた。
今起こっていることは、1級河川という大きな管理された川での出来事である。
大きな河川の氾濫という経験がないから実感はないけれど、千葉県でおこったことの比でないスケールのことがおこっているのだろうと想像できる。
今年はまだ風水害の序盤戦でこれである。
加えて、各地でのコロナの問題もある。
今年も大変な時間を過ごすことになるのかもしれない。
昨年の実感からいうと、「逃げるも、避難も早い方が役に立つ」ということである。
増水しだすと、10分、15分という短時間(あっという間)に冠水してしまう。
車のマフラー付近まで水があがってきたら、移動中に間違いなくエンスト、立ち往生、流されてしまう可能性が高い。
山などの土砂崩れでは、数秒でアウト。
気配を感じたら、濁流にのみこまれているだろう。
普段から身を寄せる場所を相談しておく。まだ大丈夫だろうという気は捨てて、天気予報で悪い情報が出ていたら、お天気が崩れない内にそこへ避難するくらいが、結果的には周囲へ迷惑をかけず、自分にとっても役に立つということになると思う。
悪い天気予報がはずれれば、幸いではないか。
昨年は、暴風雨、豪雨のピーク時に、避難するよう促すアナウンスを聞いた。
今外へ出たら、確実に命を危険にさらすでしょ、どうやって、どこへ避難しろというんだと矛盾を感じながら、家の中で不安な時間を過ごした。
今回は、テレビなどでも早い避難を盛ん呼び掛けている。
良いことだ。
実際想定を超えるような暴風雨を体験してみると、そのことが唯一の対策だと思う。
かなわないものには、あえて立ち向かわない。
逃げるのが楽で、役に立つ生き方でもある。
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