いろいろな考え方、いろいろなケースがあるので、あまり意味のない数字なのかもしれないが、40歳のサラリーマン夫婦の老後準備資金試算額は3000万円という数字があった。(詳細はOCNマネー参照。 http://money.ocn.ne.jp/home_economics/senior/d001.html?link_id=in_money-top_14_11_11)
12日の読売新聞の退職金関連の記事では、統計の話として、退職一時金がある企業は75%。勤続35年以上では、1900万円~2100万円程度が支給されているらしい。
時々老後は、1億円以上がかかるという情報もあって、気持ちが暗くなるが、入ってくる年金等を考慮し、お金を流れとしてとらえると、3000万円程度という試算も成り立つという話だ。
生活しながらこれだけ残すということは大変なことには違いないが、退職金があるとすれば、毎年50万円程度を貯蓄できればこの線に乗ってくる。頑張れば届くという明るさが出てくる。
資金はまず大切な要素には違いないが、老後を考える時、孤独とどう付き合うかも資金と同じくらい重要なことのように私は思う。
世代が一緒に住めて、お孫さんなどがいる。これは、金銭的にも大きな節約にもなるし、明るく過ごせる。たぶん何より幸せなケースだろう。
後は、仕事を選ばず、有給無給を問わず働くこと。多少の収入でもハリになるし、人との関わりも持てる。
どうしても耐えられない状況であれば、早期退職で仕切り直しも1つの方法ではあるが、定年前で定職があるのであればそれを続け、再雇用制度等を使って65歳まで繋ぐ、これが資金的には一番有利に違いない。そして、孤独時間も減らすことができる。
でも、資金に拘り過ぎ、体調を崩しては本末転倒。この辺りが難しい。
出処進退。退く時の判断・決断ができるのは自分一人しかいない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます