9月14日 おはよう日本
アメリカと韓国ではスマホを手放せない人たちが急増している。
アメリカではこんな動画が話題になっている。
「I Forgot My Phone」(You Tube)
主人公はスマートフォンを持っていない女性
周りの人たちはみんなスマホを持っていてかた時も手放さない
ボウリングでハイスコアを出して喜んでもだれも反応しない
恋人の手にもスマホ
動画は反響を呼び3週間で再生回数2,000万回以上。
アメリカではNomophobia=No Mobile Phobiaという言葉も登場。
スマートフォンが手元にないと恐怖すら感じるというのである。
韓国では小学生の半数が自分のスマホを持っている。
しかし子どもたちがスマホを手放せないことが社会問題になっている。
韓国政府の調査によると10代の利用者の5人に1人がスマホに触れていないと禁断症状が出ると答えている。
アメリカと韓国では日常生活や仕事に支障をきたすスマホ依存が深刻な問題になっている。
スマホ依存に苦しむチャーリー・ポープさん(28)。
スマホ依存の患者が治療を受ける専門のリハビリセンターでカウンセリングを受けている。
現在7週目。
メディア関連の会社に勤めていたポープさんは
スマホのゲームに没頭し眠れなくなり次第に精神的にも不安定になっていったと言う。
(チャーリー・ポープさん)
「スマホの画面を1日中見続けて友だちと関わるのが面倒になった。
外にも出なくなった。」
このリハビリセンターでは患者が5~6人で共同生活をしている。
スマホの無い生活になれることから治療が始まる。
不眠などの症状がなくなるのに3か月ほどかかる人もいる。
(チャーリー・ポープさん)
「自分で思っていたよりずっと強くスマホに依存していたことがわかった。
抜け出すのはとても難しい。」
スマートフォンなどのデジタル機器から離れるデジタル・デトックス(解毒)というサービスも注目を集めている。
デジタル・デトックスパッケージを提供しているホテルではスマートフォンを預けなければならない。
マケーンさん夫妻はともに仕事が忙しくいるもスマホを片手に生活している。
スマホに縛られない休暇を楽しみたいと子どもを親に預けてやってきた。
滞在中はスマホもタブレット型端末も一切使えない。
(ブライアン・マケーンさん)
「友だちと食事をするとみんなすぐにスマホを取り出すんだ。
私自身も同じことをしていました。
スマホがないのは怖い気がします。」
ふたりだけでひさしぶりに自然の中を散策する。
スマホを忘れて相手と触れ合う大切なひとときである。
(ホテルのマネージャー)
「ここで目の前の相手に向き合って再び恋をしたり笑いあったりして
関係を築き直してもらいたいのです。」
アメリカと同じようにスマホ依存が深刻な韓国。
子どもたちのスマホ利用を制限する動きが出ている。
ソウル市内の小学校の6年生のクラスではほぼすべての児童がスマホを持っている。
ゲームなどで遊ばせないようにするのが課題となっていた。
このため教師が児童のスマホを管理するソフトを導入しスマホの機能を細かく制限できるようにした。
ソウル市はこのシステムをすべての小学校に導入することを検討している。
「スマホを持っているとつい使っちゃうんです。
学校ではロックがかかって使えません。」
このシステムは保護者も使っている。
子どもがスマホを使える時間を親が決めることができる。
「今日は夕方帰るからそれまでスマートフォンは使えないようにしておくわね。」
「仕事中この子が家で使いすぎていないかいつも心配していました。
尾野仕組みなら安心です。」
「自由に使えなくて面倒ですけど仕方ありません。」
スマホ依存にならないために新たな動きも出ている。
韓国では今 もともと使える機能が少ないかつてのタイプのような携帯電話が注目を集めている。
古い携帯を買い直す人々はリターン族と呼ばれ急速に増えている。
就職活動を機会に買い替えることを検討している男性は
「スマホがあると使っちゃうからね。
忙しいときは古い携帯電話の方がいいんです。
値段も安いしね。」
さまざまな機能を搭載し時代の最先端をゆくスマートフォン。
一方でどうすれば依存症にならないか
その模索が始まっている。
アメリカと韓国ではスマホを手放せない人たちが急増している。
アメリカではこんな動画が話題になっている。
「I Forgot My Phone」(You Tube)
主人公はスマートフォンを持っていない女性
周りの人たちはみんなスマホを持っていてかた時も手放さない
ボウリングでハイスコアを出して喜んでもだれも反応しない
恋人の手にもスマホ
動画は反響を呼び3週間で再生回数2,000万回以上。
アメリカではNomophobia=No Mobile Phobiaという言葉も登場。
スマートフォンが手元にないと恐怖すら感じるというのである。
韓国では小学生の半数が自分のスマホを持っている。
しかし子どもたちがスマホを手放せないことが社会問題になっている。
韓国政府の調査によると10代の利用者の5人に1人がスマホに触れていないと禁断症状が出ると答えている。
アメリカと韓国では日常生活や仕事に支障をきたすスマホ依存が深刻な問題になっている。
スマホ依存に苦しむチャーリー・ポープさん(28)。
スマホ依存の患者が治療を受ける専門のリハビリセンターでカウンセリングを受けている。
現在7週目。
メディア関連の会社に勤めていたポープさんは
スマホのゲームに没頭し眠れなくなり次第に精神的にも不安定になっていったと言う。
(チャーリー・ポープさん)
「スマホの画面を1日中見続けて友だちと関わるのが面倒になった。
外にも出なくなった。」
このリハビリセンターでは患者が5~6人で共同生活をしている。
スマホの無い生活になれることから治療が始まる。
不眠などの症状がなくなるのに3か月ほどかかる人もいる。
(チャーリー・ポープさん)
「自分で思っていたよりずっと強くスマホに依存していたことがわかった。
抜け出すのはとても難しい。」
スマートフォンなどのデジタル機器から離れるデジタル・デトックス(解毒)というサービスも注目を集めている。
デジタル・デトックスパッケージを提供しているホテルではスマートフォンを預けなければならない。
マケーンさん夫妻はともに仕事が忙しくいるもスマホを片手に生活している。
スマホに縛られない休暇を楽しみたいと子どもを親に預けてやってきた。
滞在中はスマホもタブレット型端末も一切使えない。
(ブライアン・マケーンさん)
「友だちと食事をするとみんなすぐにスマホを取り出すんだ。
私自身も同じことをしていました。
スマホがないのは怖い気がします。」
ふたりだけでひさしぶりに自然の中を散策する。
スマホを忘れて相手と触れ合う大切なひとときである。
(ホテルのマネージャー)
「ここで目の前の相手に向き合って再び恋をしたり笑いあったりして
関係を築き直してもらいたいのです。」
アメリカと同じようにスマホ依存が深刻な韓国。
子どもたちのスマホ利用を制限する動きが出ている。
ソウル市内の小学校の6年生のクラスではほぼすべての児童がスマホを持っている。
ゲームなどで遊ばせないようにするのが課題となっていた。
このため教師が児童のスマホを管理するソフトを導入しスマホの機能を細かく制限できるようにした。
ソウル市はこのシステムをすべての小学校に導入することを検討している。
「スマホを持っているとつい使っちゃうんです。
学校ではロックがかかって使えません。」
このシステムは保護者も使っている。
子どもがスマホを使える時間を親が決めることができる。
「今日は夕方帰るからそれまでスマートフォンは使えないようにしておくわね。」
「仕事中この子が家で使いすぎていないかいつも心配していました。
尾野仕組みなら安心です。」
「自由に使えなくて面倒ですけど仕方ありません。」
スマホ依存にならないために新たな動きも出ている。
韓国では今 もともと使える機能が少ないかつてのタイプのような携帯電話が注目を集めている。
古い携帯を買い直す人々はリターン族と呼ばれ急速に増えている。
就職活動を機会に買い替えることを検討している男性は
「スマホがあると使っちゃうからね。
忙しいときは古い携帯電話の方がいいんです。
値段も安いしね。」
さまざまな機能を搭載し時代の最先端をゆくスマートフォン。
一方でどうすれば依存症にならないか
その模索が始まっている。