9月21日 ニュース7
新しい形の端末は腕時計型などもあり
英語で身につけられることを意味するウェアラブル端末と呼ばれている。
実用化が始まったばかりのウェアラブル端末は暮らしや働き方を変える可能性を秘めている。
物流システム会社では今月からメガネ型の端末を使って荷物の仕分け作業を効率化できないか
実証実験が繰り返されている。
端末についたカメラでコードを読み取ると矢印が出る。
矢印の示すとおりに歩いて行くと棚の下に荷物を置くよう指示された。
これで作業は完了。
荷物を運ぶたびに端末を取り出して置く場所を確認する必要があったこれまでよりも
作業時間が短縮できると言う。
(物流システム会社の担当者)
「両手がフリーなので実際に動きやすくて余計な作業がなく便利だ。」
グーグルは来年 メガネ型端末を
サムスン電子は今月 腕時計型の端末を販売を始める予定で
世界の企業が開発にしのぎを削っている。
目で見える景色の上に動向を表示して目的地へ案内したり
料理をしながら調理方法を参照したりできるようになるなど
暮らしがより便利になると期待されている。
(グーグル ラリー・ペイジCEO)
「メガネ型の端末はこれまでのものとは全く異なる。
今後10年でさらに進化を遂げるだろう。」
新しい端末専用のソフトの開発も始まっている。
開発中のゲームは画面から逃げていた敵を追いかけて撃ち落したり
隠れている敵を探し出したりする新しいシューティングゲームを目指している。
(ソフトウェア開発者)
「ユーザーに対してウェアラブル端末を使うとこんなことができると
提案をするのが僕たちの仕事だ思っている。」
直接身につける物だけに着け心地やデザインの開発にも熱が入る。
すでにメガネ型の端末を販売している大手IT機器メーカーは
将来的には一般のメガネと同じくらいのサイズにしたいと検討を重ねている。
(大手メーカー 開発責任者 津田敦也さん)かけたくなるようなサービス
こういったものが連携することで新しい市場が生まれてくると思う。」
今後急速に普及するとみられるウェアラブル端末だが取り付けられたカメラによる盗撮など
プライバシーの問題を懸念する声も上がっている。
日本の大学が行ったアンケート調査でも70%近くの人が
ウェアラブル端末の実用化にあたってはプライバシーの問題が心配だと回答。
また歩きながらスマートフォンを使ういわゆる“歩きスマホ”と同じように
通行人とぶつかったり交通事故にあう危険性も指摘されている。
(ウェアラブル端末を研究 神戸大学大学院 塚本昌彦教授)
「公共の場所でカメラをとろうとするとインジケーター(撮影を閉め鵜ランプ)がつくとか
使い方に合わせた適切なやり方があると思う。
技術開発と社会システムの開発が必要になる。」
新しい形の端末は腕時計型などもあり
英語で身につけられることを意味するウェアラブル端末と呼ばれている。
実用化が始まったばかりのウェアラブル端末は暮らしや働き方を変える可能性を秘めている。
物流システム会社では今月からメガネ型の端末を使って荷物の仕分け作業を効率化できないか
実証実験が繰り返されている。
端末についたカメラでコードを読み取ると矢印が出る。
矢印の示すとおりに歩いて行くと棚の下に荷物を置くよう指示された。
これで作業は完了。
荷物を運ぶたびに端末を取り出して置く場所を確認する必要があったこれまでよりも
作業時間が短縮できると言う。
(物流システム会社の担当者)
「両手がフリーなので実際に動きやすくて余計な作業がなく便利だ。」
グーグルは来年 メガネ型端末を
サムスン電子は今月 腕時計型の端末を販売を始める予定で
世界の企業が開発にしのぎを削っている。
目で見える景色の上に動向を表示して目的地へ案内したり
料理をしながら調理方法を参照したりできるようになるなど
暮らしがより便利になると期待されている。
(グーグル ラリー・ペイジCEO)
「メガネ型の端末はこれまでのものとは全く異なる。
今後10年でさらに進化を遂げるだろう。」
新しい端末専用のソフトの開発も始まっている。
開発中のゲームは画面から逃げていた敵を追いかけて撃ち落したり
隠れている敵を探し出したりする新しいシューティングゲームを目指している。
(ソフトウェア開発者)
「ユーザーに対してウェアラブル端末を使うとこんなことができると
提案をするのが僕たちの仕事だ思っている。」
直接身につける物だけに着け心地やデザインの開発にも熱が入る。
すでにメガネ型の端末を販売している大手IT機器メーカーは
将来的には一般のメガネと同じくらいのサイズにしたいと検討を重ねている。
(大手メーカー 開発責任者 津田敦也さん)かけたくなるようなサービス
こういったものが連携することで新しい市場が生まれてくると思う。」
今後急速に普及するとみられるウェアラブル端末だが取り付けられたカメラによる盗撮など
プライバシーの問題を懸念する声も上がっている。
日本の大学が行ったアンケート調査でも70%近くの人が
ウェアラブル端末の実用化にあたってはプライバシーの問題が心配だと回答。
また歩きながらスマートフォンを使ういわゆる“歩きスマホ”と同じように
通行人とぶつかったり交通事故にあう危険性も指摘されている。
(ウェアラブル端末を研究 神戸大学大学院 塚本昌彦教授)
「公共の場所でカメラをとろうとするとインジケーター(撮影を閉め鵜ランプ)がつくとか
使い方に合わせた適切なやり方があると思う。
技術開発と社会システムの開発が必要になる。」