これは、小方 武雄氏が想定した駅路図です。
〉コメントより
〉推定伝路=東海道駅路説 (isana) 2014-10-05 23:13:19
〉式内社や古墳の分布、直線道路痕跡などから、横須賀水道みちを駅路と
〉推定する論文を見つけました↓。
〉初期国府を海老名とする三遷説ですが、なかなかに迫力があります。
〉ご存知だったらご放念下さい。
神奈川県の駅路に対する考察(土木学会論文集2013) 小方 武雄
〈https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejhsce/69/1/69_61/_article/-char/ja/〉
この論文の根拠が薄弱過ぎて反論する足掛かりが無く困惑していました。
この論文の根拠は、古墳の有無や式内社、国府が駅路の際に在る想定が根拠です。
この研究方法も有るでしょうが、、、決定的ではない。
決定的でない分、資料不足から憶測や推測が入り込む余地が有る。
何故??
だって、研究成果を発表するにはある程度マトメル必要がある。
資料が無い分の穴埋めは、確かな根拠もなくいい加減に推測して書く事に成る。
正しい時は、推測した場所を探せば、それなりの痕跡を見いだせでしょう。
痕跡が無ければ、根拠の弱い想像の域であり小説の範疇で 学術研究には値しません。
学術的には、問題が有る内容です。
残念ながら小方氏の論文には、道路遺構の痕跡は書かれていません。
その様な訳で、私も今までの古代東海道のマトメをしてみましょう。
初期の古代東海道の話です。
延喜式の東海道ではなく、初期の東京湾を船で渡る東海道です。