この立体地図(カシミール地図)は、バーチャルな地形地図です。
さて、、
バーチャル (virtual)と言う言葉を、
どの様に解釈されているでしょうか?
デジタル大辞泉では -実体を伴わないさま。仮想的。疑似的。
っと書かれています。
virtualという単語は英語であり、本来の意味は「(それそのものではないが)」という含意を含んだ、「本質上の」「実効上の」「事実上の」「実質上の」というものである。
現実の表面的な虚飾を外し「本質的なモノを抜き出したモノ」とも言い替えが出来る。
鎌倉城を論議する時に必要なのは、
育成して地表から数mのベールで覆い尽くした樹木と宅地を除去しないと、、、
鎌倉城の実相は見る事が出来ないのです。
より、、本質的な表示を「バーチャルな地形地図」が見せてくれるのです。
「現物を見ても其処には城が無い!」と言われても、、、
鎌倉城は、それなりの見識と想像力や物の見方や考え方を総合しないと浮かんで来ない城です。
戦国時代や江戸時代の城の常識も通用しない 巨大な規模と既成概念を無視しする見方を要求する城です。
それに味方をしてくれるのが、バーチャルな立体地図です。
バーチャルでない本物の世界は、、空中写真が有ります。
しかし、、6,70年前の解像度はイマイチでバーチャルな立体地図がより使いやすい。
(お金を出せば解像度の良い画像が手に入るでしょうが、、)
その上、、、、
巨大な地形を鳥瞰図の様に把握する必要が有るのです。