私が教職に従事して、40年近くになります。
その間に、たくさんの生徒に出会ってきました。
その経験から思うのは、生徒はそれぞれで、才能というものについて言うならば、あるものごとにおいて、才能のある生徒とない生徒はたしかにいます。
そこで、生徒本人は他者と自分をくらべます。
あの子が、キーパーをやれば、僕よりもボールを広い範囲で止めることができる。
あの子が数学のテストを受ければ、私が解けない証明の問題を解くことができる。
そして、自信をもったり、なくしたりすりのです。
でも、わたしは大切なことは人と比べることではないと、思います。
ダイヤモンドの原石は、磨けば輝きが増し高価な宝石になります。
でも、その辺に転がっているたんなる石ころでと、磨けばそれ相当に光るのです。
ないものをなげくよりも、できることを精一杯やって、努力を重ねればいい。
才能とはそういうものだと、わたしは思います。
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