社会には、他者から「助けてほしい」とか「手伝ってほしい」など配慮を求める人がいます。
しかし、その人がたとえば白い杖をついていたり、車いすに乗っていると、外見だけでわかるので、「手伝いましょうか?」と声をかけることが可能です。
でも、妊娠初期の女性で、混んでいる車内で立っているのがしんどくても、他者からすればわからないので配慮をもらえないことがあります。
重篤な心臓病の人でも、外見だけではわかりません。
また、当人にしても「ちよっと席を譲ってください」とはなかなか言いにくいこともあるかもしれません。
そんなとき、このヘルプマークをつけていれば、周りの人に助けてを求めていること知らせることができます。
困っているときはお互いさまです。
ヘルプマークを見て、
「なにか手伝うことはありますか?」
「なにかお困りですか?」という会話に発展することがあります。
わたしは校長のとき、福祉の仕事についている保護者から、このヘルプマークが印刷してある啓発用のポケットティッシュを全校生徒分いただきました。
全校朝礼で、その趣旨を話して、各クラスで学級担任から生徒に配ってもらいました。
当時はまだヘルプマークのことを知らない生徒がほとんどでした。
生徒たちはうなずきながら聞いていました。
ヘルプマークを見かけたら、まずはその人に声かけをしたいと思います。
ヘルプマークを見かけたら、まずはその人に声かけをしたいと思います。
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