兵庫県に川西市という自治体があります。
古くは源満仲が移り住んだ場所で、清和源氏発祥の地となっているまちです。
その川西市の教育委員会が今年の5月に新型コロナウイルス感染対策に関連したアンケートを市内の小学校2年生から6年生を児童に行いました。
「学校生活で不安を感じる時間」は給食の時間と答えた子がいちばん多くなりました。
その理由は、「少しは友だちと話したい」以外に「マスクを外すのがこわい」という不安な気持ちををあげた子が多かったのです。
「黙食」については、国も感染防止対策をしていれば、「給食中に会話してもかまわない」という通知を今年11月に出しました。
今は会話しながら食べているのと黙食を続けているなど、自治体によって対応は分かれます。
マスクを外して感染するのが怖いと不安がる子どもの気持ちが伝わってきます。
およそ3年がたちこれほどまで子どもにマスク着用が定着してしまったことが、「マスクを外すと怖い」に表れています。
もう一つの怖さとは、顔全部をさらすのが恥ずかしくて怖いという気持ちも反映しているのかもしれません。
給食中のコミュニケーションは大切ですし、黙食については科学的根拠に基づき、子どもに正しい知識を伝えマスクを外すことについて,客観的に考えること下できるようにするべきでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます