「
沈まぬ太陽」を観ました。
もともとは、Ken WATANABEファンのフランスのお友達ジョエルのために買ったDVDだったのですが、まだ送ってなくて・・・Je te demande pardon,Joelle
この映画は、山崎豊子氏原作の「沈まぬ太陽」を映画化したもので、25年前の日航ジャンポ機が群馬県の御巣鷹山の尾根の墜落した事故の実話と、組合闘争を通して会社の真の在り方を模索し続けた主人公、恩地元の生き様を絡ませて描いたフィクションです。
5月末にDVD化されていて、6月上旬にはアマゾンから買っていて、とっくにフランスの送っているべきはずのDVDが8月も中旬になろうかというときにまだうちにある理由は置いといて・・・・
なぜ今日観たかと言うと、やはりこのタイミングだからでしょう。
明日12日は事故から25年目の日なのですよね。
あの墜落事故のことのみを描いた映画ではありません。
ナショナルフラッグを背負う会社であるが故のジレンマ、そこに浸け込む政治家、労組と管理職、社員とその家族。
こういうことって、洋の東西を問わずあるのですよね。
全くピントがずれますが、ナイロビ駐在所に左遷された主人公(=Ken Watanabe)が現地のガイドとともに狩猟に出かけるシーン。
ライオンが、キリンが、トムソンガゼルが普通にいる世界。
こちら側の視線で言わせてもらえば、野良キリン、野良ライオン、野良ガゼルが闊歩する世界。
そんな中に自分の身を置いたら、この年ににしてかなりのカルチャーショックっていうか、パラダイムシフトかも!!(←大げさ?)