Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

癒しのフランス語

2012-09-20 20:58:24 | フランス語
ツィッターでお友達のpenさんが紹介してくださいました。


上智大教授、水林章先生がご自分の著作「他言 Une langue venue d'ailleurs」について語られている動画です。


Akira Mizubayashi - Une langue venue d'ailleurs


水林先生のフランス語、とてもきれいで聴き惚れました。癒されました。


ブックマークして1日1回は聴いてます。


さて、この本「他言」ですが、先日、欧明社へ行って実物を手に取り、中身をぱらぱらとめくってみました。


本の価格は3700円ちょっと出るくらい。


決して安くはないです。


今の私がこの本を一冊読み切るだけのフランス語力を持ち、更に水林先生が本の中で仰りたいことが理解できるか・・・と自問自答し
たところ、答えはNONでした。

ということで購入は見送り。

でも、この本、フランスで絶賛!だそうです。


「最強のふたり」観てきた

2012-09-20 19:59:28 | 映画
フランス映画なのに日本でテレビCMもされている「最強のふたり」(原題:Untouchable アントゥシャブル)を観ました。


首から下が麻痺している大富豪と彼に雇われたスラム街出身の青年、この二人が主人公のお話です。

奥さんに先立たれ、麻痺した体を持て余し、自分の殻の中にこもりがちな大富豪の気持ちを、自由に解き放っていくスラム出身の青年。

金持ちだ、ハンディキャップのある人だとフィルターをかけることなく1人の人間として、男性同志として大富豪に対峙していく青年に次第に心を開いていく大富豪。

生きるのに精いっぱいの青年は大富豪の生活を通じて、クラシック音楽や絵画、詩を感じる気持ちを自分の中に発見する。

お互いがお互いに与えあい対等の関係の中から「その先」へ繋がる希望を見つけていく・・・みたいな映画でした。

この大富豪、どうして大富豪なのかは最後まで明かされませんでしたが、この映画は実話に基づいて作られており、モデルとなったお二人は今でもそれぞれの人生を歩まれている真っ最中です。


よい映画でした。

フランス映画にありがちな「で、結局何を言いたかったの?」とか「ここで終わるの?」のような、消化不良感は全くありません。