Miaou:猫と一緒にフランス語

長い道のりを猫と共に行きつ戻りつ

落し物

2015-02-28 22:41:27 | Weblog
27日の金曜日は暖かかったのか寒かったのか。

そんなどっちつかずのお天気のために起きた悲劇!

それは、「清水の舞台から飛び降りる」気持ちで買ったカシミアのマフラーを落としたこと。

マフラーをしたりはずしたり、はずしたときに、バッグの取っ手と取っ手の間に挟んで持ち歩いていました。

そしてするするとずり落ちたのか、化粧室に置き忘れたのか、はたまた取られたのか・・・・


そりゃ、買ってから10年経っていますよ。

でも、ちょっとしたイタリアンブランドで、路面店が銀座並木通りにあったのです。

一生もののつもりで買ったのです。


落としたことに気付いた直後、直前までの自分の足取りを思い出し

立ち寄ったお店に戻り、インフォメーションに問い合わせ、連絡先を残してきました。

インフォメーションの方は「拾得のお届けがあった場合にのみご連絡させていただきます」と。(ごもっとも)

待ち合わせした友人は「いいものほど出てこないよ」「銀座もいろんな人がいるからね、昔と違って」

「ま、マフラーが災いを全部背負って行ってくれたと、厄落としだと思おう」などと

慰めてくれました。

ボーっと歩いていた自分が悪いのです。

くよくよしても仕方ありません。


でも5時からのフランス語レッスンで、まずは「マフラーなくしてショック」からスタート。

先生は「日本は他の国と違って、落し物が出てきやすい。でも、今はいろいろな人がいるからね」と

銀座の観光客(from海外)の人たちのことを言外におっしゃる。

C'est la vie.

Tant pit...

「4丁目の交番にも寄ってみれば?」と勧められ、レッスン後に寄ってみらた

ところが「パトロール中」の張り紙がしてあり、交番留守!

はぁ~?銀座4丁目の交番に誰もいないなんてありですか?


もう諦める方向です。

これからは、自分の持ち物には気を配ろう。

車から降りたとき、膝の上の載せていたものをそのまま路上に落とすようなことも防がねば。

(これが原因で、度付きサングラスを紛失しました、去年の12月に)

もっと自分の動作しぐさ行動を注意を払うのだ!と言い聞かせております。


さて、本日20時過ぎに電話がありました。

見慣れない番号でしがた、「もしや!」と思い出てみたら

「松屋銀座です」と。

おお~~~~!

「本日、マフラーの拾得がございました。お客様のお申し出にぴったりかと思い、ご連絡しております」と。


ああ~!ミラクル!