銀木犀

街を歩いていると良い香りが漂ってきます。

この時期、金木犀の香りで秋の訪れを感じますね。

香りに誘われてあたりを見回すとオレンジ色の小さな花をたくさんつけた金木犀の木が見つかる時と

見つからない時があります。


さて、我が家の庭には銀木犀の木があります。

その存在に気付いたのは４年ほど前です。

門扉を開けて入ってくると、どことなく金木犀っぽい香りが。

でも我が家には金木犀の木はないので、きっとお隣のお隣ぐらいのお庭にあるのでしょう、と

ずっと思っていました。

しかし、４年前の秋、ふと上を見上げると

アイボリーの小さな花を見つけました。

「なんですか？これは」と調べたら銀木犀でした。


我が家の庭には樹齢≧６０年の桜の木があります。

折れ曲がって幹はボロボロになっても毎年春を告げてくれる梅の木があります。

新芽が赤いカエデもあります。（秋になると緑の葉をたたえます）

白い椿、赤い椿の木があります。

そして銀木犀も。

これらの樹木を植えてくれた祖父に感謝ですわ。