YahooFranceの日本関連記事は、このところずっとライブドア関係です。
普段、このコーナーでは、携帯電話会社がどうした、とか、ソニーがモニター工場を建てたなどハイテク関係ばかりだったのですよ。
あとは、日本海側の地方の大雪のことも伝えられていました。
でも先週の月曜日からはライブドア一色。
最初は、「日本で有名なインターネット企業に家宅捜索が入った」から始まり「ライブドア家宅捜索の影響で株価が下がった」「東証のシステムダウンに備えて、取引時間を短縮した」「マネーライフの買収時期を偽った」などということが伝えられていました。
今日私が読んだ記事は「私は世界の主人」堀江貴文アンソロジーというタイトルで、ホリエモンの出世と凋落について伝えられていました。
Ainsi, la vue plongeante sur Tokyo depuis les fenêtres de son bureau situé au 38e étage d'un gratte-ciel de Roppongi Hills, haut-lieu de la nouvelle jet-set nipponne, lui inspirait-elle un sentiment de puissance.
la vue plongeante 俯瞰
un gratte-ciel 超高層ビル・摩天楼
haut-lieu メッカ
Le jeune entrepreneur ne masquait pas non plus sa soif d'argent et son mépris des règles, espérant devenir "un magnat des médias, de l'internet et de la finance".
un magnat 大物・ボス
「お金があれば、何でも買える」とか「道徳観も時間と共に変わる」とか「お金は人間性を完全に変えることができる」など彼のアンソロジーが列挙されています。
さて、その彼は今拘置所にいます。
テレビでは「独居房はこんなになっています」と実物大模型を作り「43畳のリビングから3畳の独居房へと移った彼は何を考えているのか」などと勿体つけていますが、きっと彼はこの窮地を切り抜けることしか考えていないと思います。
彼のあまりにも目立つ言動から「ヒルズ族」「勝ち組負け組み」果ては「下流社会」などという言葉まで生まれました。
どの言葉をとっても嫌な感じです。
そして、ヒルズ族でも勝ち組でもない私は、保釈されたら「拘置所ダイエットって本出せばいいのに」とか「独居房にライブカメラを設置して、その映像をライブドアサイトで流したら、これは確実にページビューの稼げるコンテンツになる」「”大きな古時計”の替え歌なんて作るから”今は、もう動かない”なんて逆に切り返されちゃうのよ」などと、自分で自分がいやになるくらいに意地の悪いことを思いつきます。
若い企業家の芽を摘んだ、日本の新しいビジネスの形が頓挫した・・・などとアメリカでは報道されているようですが、やはりライブドアの進化は歪んでいたのでしょう。会社の株の時価総額が株式分割や会社買収にかかわるトリックで面白いように膨らんでいく様子は、まるでゲームでスコアを積んでいくようなものだったのかもしれません。
オールドファッションの経営者が良いと言うつもりはありません。
でも、ホリエモンの傍に「ちょっと、それは違うよ」とガツンといってくれる人がいなかったのが彼の不幸ですね。
普段、このコーナーでは、携帯電話会社がどうした、とか、ソニーがモニター工場を建てたなどハイテク関係ばかりだったのですよ。
あとは、日本海側の地方の大雪のことも伝えられていました。
でも先週の月曜日からはライブドア一色。
最初は、「日本で有名なインターネット企業に家宅捜索が入った」から始まり「ライブドア家宅捜索の影響で株価が下がった」「東証のシステムダウンに備えて、取引時間を短縮した」「マネーライフの買収時期を偽った」などということが伝えられていました。
今日私が読んだ記事は「私は世界の主人」堀江貴文アンソロジーというタイトルで、ホリエモンの出世と凋落について伝えられていました。
Ainsi, la vue plongeante sur Tokyo depuis les fenêtres de son bureau situé au 38e étage d'un gratte-ciel de Roppongi Hills, haut-lieu de la nouvelle jet-set nipponne, lui inspirait-elle un sentiment de puissance.
la vue plongeante 俯瞰
un gratte-ciel 超高層ビル・摩天楼
haut-lieu メッカ
Le jeune entrepreneur ne masquait pas non plus sa soif d'argent et son mépris des règles, espérant devenir "un magnat des médias, de l'internet et de la finance".
un magnat 大物・ボス
「お金があれば、何でも買える」とか「道徳観も時間と共に変わる」とか「お金は人間性を完全に変えることができる」など彼のアンソロジーが列挙されています。
さて、その彼は今拘置所にいます。
テレビでは「独居房はこんなになっています」と実物大模型を作り「43畳のリビングから3畳の独居房へと移った彼は何を考えているのか」などと勿体つけていますが、きっと彼はこの窮地を切り抜けることしか考えていないと思います。
彼のあまりにも目立つ言動から「ヒルズ族」「勝ち組負け組み」果ては「下流社会」などという言葉まで生まれました。
どの言葉をとっても嫌な感じです。
そして、ヒルズ族でも勝ち組でもない私は、保釈されたら「拘置所ダイエットって本出せばいいのに」とか「独居房にライブカメラを設置して、その映像をライブドアサイトで流したら、これは確実にページビューの稼げるコンテンツになる」「”大きな古時計”の替え歌なんて作るから”今は、もう動かない”なんて逆に切り返されちゃうのよ」などと、自分で自分がいやになるくらいに意地の悪いことを思いつきます。
若い企業家の芽を摘んだ、日本の新しいビジネスの形が頓挫した・・・などとアメリカでは報道されているようですが、やはりライブドアの進化は歪んでいたのでしょう。会社の株の時価総額が株式分割や会社買収にかかわるトリックで面白いように膨らんでいく様子は、まるでゲームでスコアを積んでいくようなものだったのかもしれません。
オールドファッションの経営者が良いと言うつもりはありません。
でも、ホリエモンの傍に「ちょっと、それは違うよ」とガツンといってくれる人がいなかったのが彼の不幸ですね。
拘置所ダイエット(笑)それはかなりヒットしそうですが...実際は拘置所に入ると太るらしいです。なんでも、規則正しい生活でそうなるんですって。あ、じゃあ拘置所健康法!?
「堀江さんはフランス料理がお好きらしいのですが、拘置所ではそういった食事は・・・」と拘置所生活経験者に聞くレポーター。
視聴者をバカにしているのではないでしょうか?と思います。
そして、どのテレビ局でも同じような内容の報道です。
画一的な報道がただただ頭の中に流れ込んでくるのを受入れ、それで頭を満杯にして、自分で考えることをしなくなったら終わりだな・・・と遅まきながらつくづく思う今日この頃。
ひとりひとりが自分で考え、他人との差も受入れながら更に考えていくことをしないと、つまらない人間になってしまいますね。
erimaさん、どんどんぶ~すか言ってくださいね!