Miaou:猫と一緒にフランス語

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2020年問題

2013-09-11 21:03:22 | 原発
昔、1999年にはパソコンの「2000年問題」があった。

その当時、私は神田のカルチャースクールのようなところで、パソコン初心者の方に向けて個人レッスンを行っていた。

神田界隈の中小企業の社長さんたちと「トラブルシューティングしましょう」などと言いながら、マイクロソフトから修正プログラムをダウンロードしてインストールしたことが思い出される。


さて、今日本は2020年問題を抱えている。

オリンピックを成功させるという問題。しかしそのこと以前に重要なこと。

それは福島第一原子力発電所の”トラブルシューティング”だ。

招致プレゼンテーションの安部首相の福島関連発言には、日本人だけでなく世界中の人々も違和感を持ったはず。

そもそも、第一次安倍内閣で「年金は100年安心」などとせいせいと言い放つことができる方の発言ですから

わたし的には信用しろというほうがムリ。

東電だって安倍首相の発言(「汚染水は原発港湾内で完全のコントロールできています」というもの)に関して

経産省に確認を取ったほどだそうだ。

汚染水が外海に出ないように、っていうかすでに出ているのですが、凍土壁だとか地下水が汚染源に触れる前に海に放出するバイパスを設置するとか方策があるようですけど、100%の効果が期待できるものではなさそう。

今日の東京新聞のコラムにも「原子力災害対策本部が発表した『汚染水問題に関する基本方針』でも、内容が希望的観測に基づく願望でしかない」とのこと。「勝てる見込みのない甘い見通しで兵士を戦地に送りだすようなものだ」とあった。


未曾有の事故なのだから対処法も未曾有なんでしょう。

未曾有=想定外=不確定

なのに、「絶対大丈夫」って言ってしまった安倍総理。

高円宮妃久子さまのスピーチは素晴らしかったし、東京オリンピックは嬉しいけれど

2020年問題、オリンピックを受け入れることばかり考えていてはダメよね。




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