「原発ホワイトアウト」
現役経産官僚が書いた本だということで、興味があった。
ノンフィクションのようなフィクションだけれど、登場人物は実在の人物に限りなく近い。
新潟県知事泉田氏、自民党河野太郎氏、脱原発タレントから参議院議員となった山本太郎氏など
が、名前を少しだけ変えて本の中に登場してくる。
電力会社は特別なのだ。
私企業だけれど、自動車会社とも鉄鋼会社とも、電化製品会社とも違う。
そして、電力会社とそれを管轄する経産省の一心同体ぶりがすさまじい。
この本で語られることは、経産官僚や電力会社の人々がいかに脱原発を骨抜きのものにするか。
いかに国会議員(落選議員も含む)を手玉にとるのか。
いかにマスコミを操っているのか。
いかに警察権力と結託しているのかが描がれている。
この本を読んでいると、東大出官僚の存在自体が悪なんじゃないの?と思ってしまう。
もちろん、古賀茂明氏やこの本の作者のかたのような東大出の官僚のかたもいらっしゃるけれど。
とにかく、脱原発なんて所詮ムリなの?と暗澹たる気持ちになりつつ読み進めていくと
最後は怖い怖い結末になる。
そして、新潟県泉田知事の逮捕なんてまさかないですよね!?と心配になってしまう。
折しも、10月12日BS朝日の番組に生出演されていた知事。
番組内で身の回りに感じる不穏な動きのことを仰っていた。
この本を読み終わって、もう一度「官僚の責任」(古賀茂明著)を本棚から引っ張り出してみた。
一市民の私が、だからといってできることはないけれど、問題意識を持ち続けることぐらいはできる。
だからなに?って言われると、何も言い返せませんが。
現役経産官僚が書いた本だということで、興味があった。
ノンフィクションのようなフィクションだけれど、登場人物は実在の人物に限りなく近い。
新潟県知事泉田氏、自民党河野太郎氏、脱原発タレントから参議院議員となった山本太郎氏など
が、名前を少しだけ変えて本の中に登場してくる。
電力会社は特別なのだ。
私企業だけれど、自動車会社とも鉄鋼会社とも、電化製品会社とも違う。
そして、電力会社とそれを管轄する経産省の一心同体ぶりがすさまじい。
この本で語られることは、経産官僚や電力会社の人々がいかに脱原発を骨抜きのものにするか。
いかに国会議員(落選議員も含む)を手玉にとるのか。
いかにマスコミを操っているのか。
いかに警察権力と結託しているのかが描がれている。
この本を読んでいると、東大出官僚の存在自体が悪なんじゃないの?と思ってしまう。
もちろん、古賀茂明氏やこの本の作者のかたのような東大出の官僚のかたもいらっしゃるけれど。
とにかく、脱原発なんて所詮ムリなの?と暗澹たる気持ちになりつつ読み進めていくと
最後は怖い怖い結末になる。
そして、新潟県泉田知事の逮捕なんてまさかないですよね!?と心配になってしまう。
折しも、10月12日BS朝日の番組に生出演されていた知事。
番組内で身の回りに感じる不穏な動きのことを仰っていた。
この本を読み終わって、もう一度「官僚の責任」(古賀茂明著)を本棚から引っ張り出してみた。
一市民の私が、だからといってできることはないけれど、問題意識を持ち続けることぐらいはできる。
だからなに?って言われると、何も言い返せませんが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます