みどりの野原

野原の便り

5月22日 公園館から飛鳥資料館まで下見で歩く

2008年05月22日 | Weblog
24日の「花めぐり」のイベントの下見

公園館~鬼の雪隠~亀石~甘樫丘(今日は展望台へも行った)~
飛鳥資料館まで。コースを歩いた。

いい天気で途中いろいろ観察できた。

  
     スイカズラ満開          ハコネウツギ満開

ウツギやサラサウツギも咲いていた。

クワの実も色づき始め、カキの花も満開

  
   クサイチゴは真っ盛り     ニワトコも赤く色づいていた


オオミノムシ(オオミノガの幼虫)
満開のピラカンサで、蓑から頭を出してちょうどお食事の真っ最中。
花をむしゃむしゃ食べているところだった。
ミノも新調したばかりのよう。新緑の色が残っていた。
測ってみたらちょうど5センチぐらいあったので、これは「オオミ
ノガの幼虫」に違いないと思う。

中国でミノムシ退治に使われたヤドリバエ(寄生バエ)が日本に渡
ってきて、ある時期にいっぺんにオオミノガがやられ、今は絶滅危
惧種になっているところもあると聞いた。

大阪・神戸・福岡・北九州・名古屋・東京ではもう見られないらしい。
まだ飛鳥では残っているのはうれしいことだ。

とはいえ、木をやられた人にとっては害虫ではある。
前にうちのキンモクセイが丸坊主にされたこともある。

むつかしいところだけど、こんなに一生懸命食べているところを
見たら「まあ大目に見てやって」と言いたい。


満開のガマズミで吸蜜するコアオハナムグリ
この花がお気に入りのよう。たくさん集まっていた。
交尾しているものいて、ハナムグリにとってここは天国のような
ところなのだろう。

さっきのミノムシといい、このハナムグリといい、生きることに
全力を尽くしているのをみると感動する。

人間こんなに一途になれるだろうか?
コメント (2)
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