みどりの野原

野原の便り

11月29日 洞窟~どんづる峯

2010年11月29日 | Weblog
幸いにも天気に恵まれどんづる峯へ友達4人を案内した。

やぶこぎをして到着した洞窟。入り口が3つある。①と②は水が溜まっている。
洞窟②の向こうに開いた出口の小さな明かりに人影が見えてびっくり。
これは後で出あう子供たちだったらしい。

 
これも向こうに出口の明かりの見える洞窟③から入る。中は広い。
横穴が何本もあるのは下見で分かっていたが、それが横の穴と繋がっていることがわかった。
もう少しゆっくり探検すれば洞窟地図が描けそう。

③洞から横穴を通じて水がたまっていて入れなかった②洞の途中へ。

 
②洞出口から外に出ると雑木林にだった。大阪側でブドウ畑が見えた。


帰りは洞窟③の出口から元の場所へ戻る。


途中、下見の時に行った横穴へ行く。出口付近で急にすごい登りになっていて出るのをあきらめた所だ。「行けそうやん」と行きかけたメンバーも「やめといた方がよさそうやな」と戻ってきた。

今日はお気楽に探検している洞窟だが、第2次世界大戦の頃の防空壕だそうで、朝鮮人の強制労働によって作られたとも聞く。そんな暗い過去のある洞窟だった。

その後、どんづる峯へ向けてちょっと険しい山道を登る。

 
山道の途中で「これちゃうか。カナヅチ貸して」その時は「今度鑑定してもらうわ」とよく見なかったが、帰って見るとまぎれもなくサヌカイト。鑑定してもらう必要はない。

お弁当を食べていよいよどんづる峯へ。案内係の私は間違えずに帰り道に行けるかちょっと緊張。
この日のために下見で撮った写真とメモを持ってきてはいるが・・


そんな心配は、向こうの岩山から聞こえてきた賑やかな声に吹き飛んだ。
遠足らしい小学生の姿が遠くに見える。

あっちに向けて歩いて行ったらいいんや。

 
岩を登り降りして目指す方向へ。

子供達は上からピョンピョン跳びはねるように岩を降りてくる。その身軽なこと。
小学6年生らしい。見てると転げ落ちないかとハラハラする。。「気イつけや~」

「もう時間やぞ~。戻って来~い」先生が叫んでいる。いつまでも遊んでいたそうな子供達。
「おもしろかったあ」1人2人と登ってきた。

 
白い岩山とまわりの山の紅葉。こんな景色は他では見れない。

スリルと冒険の一日が無事終了。
コメント (4)
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