ツバキ・サザンカ・カンツバキ・・
なじみはあるけれど、特別の興味もなかったが・・
縄文時代には固い木を棍棒のような武器として使われていたという。
古事記にもツバキを詠み込んだ歌があるそうだ。
万葉集の歌の中にはツバキを栽培していることのわかる歌もある。
豊臣秀吉の頃には園芸種が作りだされていたらしい。
江戸城にはツバキ園が作られていたなど・・
ツバキは多くの人に人気があったことがわかる。
そして、良質の炭として・ツバキ油として・防風林や防火樹として・紫染の媒染剤・高級墨の原料として・・
古くから衣食住にいろいろ利用されているのを改めて知る。
ツバキ科植物は照葉樹林の代表植物
ツバキ属の他、ナツツバキ属・ヒメツバキ属・ヒサカキサザンカ属・タイワンツバキ属・モッコク属・サカキ属がある。
日本原産のツバキ属植物(日本の固有種)として
①ヤブツバキ(ツバキ属では最北部に分布。北限は青森県の夏泊半島 一重)
②サザンカ(自生地は四国・九州にあり、近畿には自生地はない)
③ユキツバキ(日本海側の多雪地域の山地)
④ヒメサザンカ(琉球列島固有種 芳香あり多花)
⑤ユキバタツバキ(ヤブツバキとユキツバキの自然交配種) をあげられた。
ツバキ属の分布地域は日本の他、中国(チャ・キンカチャ・ユチャ・・)やベトナムやインドネシアなど。
日本の園芸種は秀吉の時代にすでに作りだされていたそうで、江戸時代以降多くの園芸品種がつくりだされた。
咲き方・あまり開かないものから平開するもの・一重・八重・千重・斑やフクリン・シベの様子・花弁とシベの繋がり方・色・大きさ・香り・咲く季節・・・様々な園芸品種が生まれている。
また、日本から宣教師が「東洋のバラ」と持ち帰ったツバキが、ポルトガル・イギリス・フランス・イタリア・アメリカ・オーストラリアなどに拡がった。栽培地はカメリアベルトといわれるそうだ。
学名の中のカメリアとは宣教師の名前が由来。
茶花に使われるワビスケツバキ(侘助椿)は有楽(太郎冠者)から作りだされた園芸種で小型で早咲き。
「花が小さくあまり開かないものがワビスケ」と思っていたが、
オシベが退化し花粉ができないものを言うそうで、交雑種のため不稔とのこと。
名前の似たものにワビシンツバキ(侘芯椿)があるが、これはヤブツバキ系の園芸種で、葯が退化しているが、ワビスケとは区別する。
紛らわしいものに紺侘助は花粉が付くためワビスケツバキとは言わない。
ツバキ愛好家である講師のお宅にはツバキの古木や由緒のあるツバキを多数植栽され、その種からまた新たなツバキが生まれているそうだ。
ツバキは変化しやすい性質をもち、椿ほど花形の多いものはないとのこと。
サザンカは原種は一重(5弁)の白花
ツバキとの交雑種にカンツバキ・ハルサザンカなどある。
今頃(12月~2月)咲いているのはたいていカンツバキだそうだ。
なじみはあるけれど、特別の興味もなかったが・・
縄文時代には固い木を棍棒のような武器として使われていたという。
古事記にもツバキを詠み込んだ歌があるそうだ。
万葉集の歌の中にはツバキを栽培していることのわかる歌もある。
豊臣秀吉の頃には園芸種が作りだされていたらしい。
江戸城にはツバキ園が作られていたなど・・
ツバキは多くの人に人気があったことがわかる。
そして、良質の炭として・ツバキ油として・防風林や防火樹として・紫染の媒染剤・高級墨の原料として・・
古くから衣食住にいろいろ利用されているのを改めて知る。
ツバキ科植物は照葉樹林の代表植物
ツバキ属の他、ナツツバキ属・ヒメツバキ属・ヒサカキサザンカ属・タイワンツバキ属・モッコク属・サカキ属がある。
日本原産のツバキ属植物(日本の固有種)として
①ヤブツバキ(ツバキ属では最北部に分布。北限は青森県の夏泊半島 一重)
②サザンカ(自生地は四国・九州にあり、近畿には自生地はない)
③ユキツバキ(日本海側の多雪地域の山地)
④ヒメサザンカ(琉球列島固有種 芳香あり多花)
⑤ユキバタツバキ(ヤブツバキとユキツバキの自然交配種) をあげられた。
ツバキ属の分布地域は日本の他、中国(チャ・キンカチャ・ユチャ・・)やベトナムやインドネシアなど。
日本の園芸種は秀吉の時代にすでに作りだされていたそうで、江戸時代以降多くの園芸品種がつくりだされた。
咲き方・あまり開かないものから平開するもの・一重・八重・千重・斑やフクリン・シベの様子・花弁とシベの繋がり方・色・大きさ・香り・咲く季節・・・様々な園芸品種が生まれている。
また、日本から宣教師が「東洋のバラ」と持ち帰ったツバキが、ポルトガル・イギリス・フランス・イタリア・アメリカ・オーストラリアなどに拡がった。栽培地はカメリアベルトといわれるそうだ。
学名の中のカメリアとは宣教師の名前が由来。
茶花に使われるワビスケツバキ(侘助椿)は有楽(太郎冠者)から作りだされた園芸種で小型で早咲き。
「花が小さくあまり開かないものがワビスケ」と思っていたが、
オシベが退化し花粉ができないものを言うそうで、交雑種のため不稔とのこと。
名前の似たものにワビシンツバキ(侘芯椿)があるが、これはヤブツバキ系の園芸種で、葯が退化しているが、ワビスケとは区別する。
紛らわしいものに紺侘助は花粉が付くためワビスケツバキとは言わない。
ツバキ愛好家である講師のお宅にはツバキの古木や由緒のあるツバキを多数植栽され、その種からまた新たなツバキが生まれているそうだ。
ツバキは変化しやすい性質をもち、椿ほど花形の多いものはないとのこと。
サザンカは原種は一重(5弁)の白花
ツバキとの交雑種にカンツバキ・ハルサザンカなどある。
今頃(12月~2月)咲いているのはたいていカンツバキだそうだ。