みどりの野原

野原の便り

1月25日 道明寺天満宮 うそかえ祭り

2013年01月25日 | Weblog
私たちが天満宮に到着した時には既に左側の列は本堂を一回りする長さで打ち切りで、右側の列の後ろに並ぶ。


列のそばには赤い実をいっぱいつけたクロガネモチ  写真は満開のロウバイ。

11時?左の列から入場が始った。
左の列が済んで、やっと右の列が入場。入り口で紙袋に入った「うそ」を1個ずついただく。

 
まず天神様にお参りした後、しめ縄を張り巡らせた本殿前の広場に入る。

 
替えましょう替えましょうの掛け声とともに、そばの誰彼となくうそを交換。
まるで知り合いのように誰もがニコニコ顔。
早くに入場した人はもう疲れてきたのか横で休憩している人もいる。

うそ替え祭りは菅原道真に由来し、1000有余年続いているそうだが、近年は「うそを神前に詫び、うそをまことに替えるという信仰も生まれている」(袋裏の説明)とのこと。
人間、悪意はなくても小さいうそはついているものかもしれない。

  
終わりの合図は太鼓。ドンの合図で手元に残った袋を開ける。
木で作られたうそ鳥の底に色の紙が貼ってあれば当たり。


幸運を当てた人は「純金・純銀のうそ替え御守り」と交換してもらえる。

期待もしていなかったが、仲間の中でも誰も当たりなし。
隣にいたおじさん曰く「罰があたらないだけましや」
当たらなくてもかわいいうそはもらって帰れる。

うそ替えは午後3時から2回目が行われる。

  
梅林のウメはまだ開花には早いが、鉢植えのが少し咲いていた。
                   (左)ヤマガラ2羽・シジュウカラ1羽、
すぐそばの梅の枝にとまったり地面に降りたりして肉眼でよく見えた。

お昼過ぎ、解散し、弁当を食べる人、食堂で温かいものを食べる人、帰る人に分かれた。

 
私たちは石川のそばでお弁当を食べた。
風は冷たいがお天気が良いので少しはまし。
食べているそばまでイソシギがやってきた。せわしない歩き方で行ったり来たり。

 
そのあと川沿いに歩いた。風が強い。   右)寒さに負けず咲いていた元気者のクサフジ

ムクドリやアオジ・ハクセキレイ・チュウサギ・カワウなど見たが、カモは遠いところに1羽見えただけで他に水鳥はいなかった。 どこかで寒さをしのいでいるのかな? 


土手のサクラ並木は病気か虫にやられているのか根元近くに薬剤らしいものがたくさん打ち込まれていた。

歩き始めて約1時間。古市駅から電車に乗る。
コメント
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